前回ブログの続き
嫁を観察していたら
少し離れたところで片腕の側近がチラチラ嫁の方を見ているのを目撃
同じ室内にいながらメッセージを送ってみた
嫁達は秘密の打ち合わせしてるんでしょ?
メッセージに気付きオレを見て
うん!と頷き
会長よりこの人達を止めないと
と、返ってきた
え!!と思って
危ないこと?
と送ってみると
嫁が現地に調査に行くつもりだと返ってきたので
オレは挙手をし
「どーしたんですか?」
「あの3人が何か怪しい打ち合わせしてると思うんだけど」
と、公表した
3人は平然と
「怪しい打ち合わせなんかしてないもん!温かくなってきたからどこかにプチ旅行でも行きたいねぇって話してたの」
「お弁当持って」
「電車に乗って」
ウソをつく
「いや?もうその3人の時点で壮大な計画が練られてるはずだ。今までの経験からして」
「パパの妄想」
「壮大は合ってません?電車だし」
「駅弁食いまくり計画ってなかなかできないから壮大かも」
これを真顔で言う💧
毎回嫁の立てる計画が漏れないのはこれだからだ
徹底して何もナイふりをして察知させない
いつの間にか誰かが動いてて知らない間に連絡が取り合えてて
ずっとそばにいるのに気付かず腰が抜けるほど驚かされる
「へーーー。じゃあオレも行く」
「なんで?別にいいけどさ」
徹底的に疑うことにした
ナンバー2は恐らく病院に向かう途中で犯人が誰なのか連絡を受けていたはず
「で?どうするんですか会長。うちは何でもしますから言って下さい?」
「何にもしなくていい。これはうちがケジメつけることだから」
「あ。やっぱりそうなんだ。会長のところで動くの暴露しましたね?」
「そうじゃない💦(議長)のところだけで終わりってゆう訳にはいかないって意味だ」
「やらないで下さいよ」
「ん?」
「会長が考えてることはお見通しです。何十年見てきてると思ってるんですか!俺達のやり方とか時代とか、そんなの抜きにしても会長の考えを通すわけにはいきません」
「うちの傘下がやったことだぞ!?」
「忘れましたか!💢(片腕)や俺がそれを通してどうなったかを!!💢会長が行くことを知ったらここにいるみんなが黙って待っていると思いますか!?少しは考えてくださいよ、俺達のことも!💢」
ナンバー2に出会ってから
初めて怒ったところを見た
片腕やナンバー2がどんな想いをしたか
これは会長が1番近くで見てきたことだ
みんなを救うために片腕の親分は自らの命を差し出した
そしてナンバー2の相棒の毛皮のオジサンはやるかやられるかギリギリのところでいなくなり、乗り込んで捕まった
それから離れ離れの20数年
どちらもたった1人でとった行動だった
二度とこんなことを起こしてはならない
そう決めたはずなのに
会長はケジメをつけなければいけないとみんなとの約束をやぶろうとしていた
会長も思い出していたんだと思う
ひと言
「悪かった。少し頭を冷やすよ」
思いとどまった
なんとも言えない悲しい空気
会長の後ろから嫁が
「これからもみんな一緒。何をするにも、どんなときも」
会長は深く頭を下げた
立場やプライドがある
それはとても分かる
でも他の方法もあるはず
裏切り者のために人生なんかかけなくていい
嫁の言った通り
みんなでこれからも一緒にいたいから