「そういやお前、帰る場所あんの?」
『…』
ショウリからさっきまでの笑顔が消える
この様子じゃ頼れる親戚すらいないみたいだな…
『…大丈夫です。僕ひとりでも帰れますから』
どこか悲しそうな笑顔
(昔の俺みたい)
なぜかそんな事を考えてしまっていた俺
そう考えたらなんだかほっとけなくて
「、なにもできねえけどそれでもいいなら…ここにいれば?」
つい口に出してしまった
『えっ…いいの?』
「ただし、俺がいない間に炊事洗濯やること」
「うん!僕なんでもする!」
犬が尻尾振るみたいに嬉しがるショウリ
まあとりあえず食費はひとり増えたぢけじゃあまり変わらねえしな
ずっとコツコツ貯金してきた俺を褒めてやらなきゃな
なーんてね
明日一緒に服買いに行くか、
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