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「ぜーんぶ違う!」
「えー」
あれから当てずっぽ名前を言いまくった私
「もう思いつかないよー」
かれこれ30人以上の女の子の名前出したのに
(全部違うってどういう事、)
「あ!」
「ん?」
「同じ会社の人とか?」
「…ばーか、」
「また違うの?」
(会社の人でもないとすると…)
ああ駄目
もうこれ以上思い出せない
「どう?分かりましたか?」
「んー分かんない」
私が当てられないのが面白いのか彼はクスクス笑いながら私に聞いてきた
「じゃあもう諦める?」
「ん…諦めようかな」
(全然当たる気しないし)
「 …てか、本当にこの中にいないんだよね?」
「そだよ」
「嘘とか、吐いてないよね?」
「ばーか。そんな事しねぇよ」
隆弘の忘れられない人って
誰なんだろう、
「隆弘、」
「ん?」
「その人って誰?」
「ぶwみき直球すぎだからw」
「だって…」
やっぱり教えてくれないか…
「…近くに、いた人、かな」
隆弘は少し間を置いたあと
小さく呟く
「近く?」
私はできる限り隆弘の近くにいた女の子を思い出す
(…いすぎてわかんない)
そうだった
隆弘は昔色んな女の子に
付きまとわれてたんだった
「ど?わかりそう?」
「んー…」
どうやら当てずっぽに言うしかないようだ
(長期戦になるな、これ)
