少し前ですが、こんな記事を見ました。
(サイトから引用)
>秘書検定は当初、「女性が男性をサポートする」働き方を前提として作られた
>出される問題が「理不尽」「現実に即していない」
まぁそういった理由で、問題とその正解がSNS等で波紋を呼んでいる という内容です。
私は大学いってなくって、ビジネススクールの秘書課に通っていました。
そのときに秘書検定準一級をとったんですが、その頃からまぁ正直内容は少々古かったと思います。
あれからもう25年とか経ってるんでしょ~???もし中身が変わってないんだったらそりゃ古すぎるでしょ(笑)。
当時はまだ「一太郎検定」全盛時代。
ほかに、ファイリング検定とかもとった記憶・・・ファイリングって、書類を整理するあのファイリングです(笑)。
もう内容は全然覚えていませんが、そんなのが検定になるくらいの時代です。
以下は、当時の話で今はわかりません&記憶違いもあるかもですが、秘書検定って準一級以上には筆記テストのほかに面接と実地試験がありました。
部屋への入退室、座り姿(手の置きかたに要注意)、話し方(笑顔&前傾がポイント)、等々をチェックされたのと、「お客様を会議室までご案内する」というのを演じた気がします。他にもあった気がするけど忘れたな~
ご案内、「どうぞこちらへ」の指先は美しく伸ばす、とかそんなのも採点ポイントだった記憶。
検定1回目、私は絶対受かると思っていたのに落ちて大ショックでした。
先生の「服装やメイクの影響は大きい!」のアドバイスで、次の試験では古臭いバブル時代の中年みたいなスーツを先生に借りて&真っ赤に近い口紅で挑んだら・・・受かりました(笑)。
面接から退室のときドアの方向間違えるというボケをかましたのに、受かったんです~
入室したとたん、数人いる試験官の感触がいいのわかったんですよね。
ああーこの検定は服装やメイクも大事なんだ(そのセンスが素敵か否かは置いといて)と思いました。そしてそのときも「古くさっ」と思ったのを覚えています
恐らくは、ですが。その当時の協会側に「秘書とはこうあるべき」みたいなモデル像がしっかりあって、面接の段階で「それにハマってるか否か」は大きかった気がします(私にスーツ貸してくれた先生は、元・協会員?いや、元・関係者?と言っていたような・・・)。
いまの秘書検定が、あのころからブラッシュアップされていないのだったら驚き。
でもあり得る気もします。
ちなみに一級を受けなかったのは、一級から英語での実地接遇テストが入ってくるからです(当時)。
英語、むり~
(いまの準一級、面接ポイントはこんな感じでした~↓)