脳内に湧いた蛆虫を追い払う術を又其れに求め
深みに嵌まって脱け出せなくなる悪循環
自己嫌悪と刹那の快楽の狭間で身動きの取れない僕は
生きる事を放棄した人間の屑同然

喜怒哀楽の感情を何処かに落として来た為に
堅く冷たい能面の様な顔の僕は侮蔑と嘲笑の的になる
沸々と沸き上がる殺意を噛み殺し
気休めに脳内で奴等の身体を切り刻み臓器を握り潰す
其処に在るのは虚無だけ
産まれる物は何も無い
苛立ちだけが募り其の矛先を的外れな場所に向ける
最も憎むべき自分自身を投影して

僕は生まれる事なく死んで仕舞うのか
そんな言い知れぬ不安に闇の中で独り膝を抱え眠る
不眠の瞼に射し込む光が余りに眩しく
僕は日に日に増す外の世界との隔たりを肌で感じる

「理解者なんて誰も居ない」

理解なんてされたくもない
理解なんてされたくもない