乳がん_今を生き抜くこと | ワーママだったけど、乳がん治療中

ワーママだったけど、乳がん治療中

自然妊娠で、46歳と11か月で高齢出産し、旦那、息子をほったらかしにして海外出張に行っていたら、コロナでStay in Japan . そんな時、61歳で乳がん発覚、
ステージ2A、ホルモン受容体陽性、Ki67は50%、悪性度2.

乳がんになる前から、
乳がんは治る癌だ
乳がんは治る時代だと、
看護師の妹から聞いていた。
 
しかし、
どうして治るのかは
知らなかった。
切ればほぼ治るとしか、
思ってなかった
昭和の時代だよね
そんな考えは

父と母の結婚式1959年

 


しかし、自分が乳がんになり、
本当、ここ最近になり、
乳がんは全身癌だと
言うことをはっきりと
認識した

馬鹿だよね
再発の恐れが高いので
抗がん剤治療したというのに

あまり
再発ということ
再発して全身に
回るということ、
わかってなかったんだね

だから、乳がんと言われても
抗がん剤治療と言われても
何も心配せず
毎晩良く寝れたんだわ

そして、
抗がん剤治療の時は
考える余裕なくて、
ひたすら
この治療が
私を強くしてくれる!
と、
昭和のど根性カエル
だったわ
 
全身癌!なんと恐ろしい響き!
 
手術、抗がん剤治療、
放射線治療が終わって、
一息ついた頃に
この事実を認識した
 
げー!
やばいじゃん!
 
しかし、
同時に治療法も
劇的に進化していることも
知った
 
もともと、乳がんは
細胞の形態から病理学的に
10種類以上に
分類されていたらしい。
  1. 浸潤乳管がん
  2. 乳頭腺管がん
  3. 充実腺管がん
  4. 硬がんとか、
 
で、2000年代初頭から、
それとは別に、
乳がんの性格によって
  1. 「ルミナルA型」
  2. 「ルミナルB型」
  3. 「HER2(ハーツー)型
  4. 「トリプルネガティブ型」
4種類に分類(サブタイプ分類)され、
この分類が治療薬の
選択するのだと。
 
って、
皆さんはすでに
わかって
ますよね。
 
でもさ、
ようやく2000年の初めに
分類されたんだよね
最近じゃないか!
 
自分が乳がんになるまで
周りの人の乳がんになったとか
まったく気にしてなかったが、
 
周りの人で乳がんになった人に
タイプを聞いてみると、
みんな?
何も分かってなかった
 
ルミナル?
HER2?
トリプルネガティブ?
 
聞いた年代が
60代、70代だったせいも
あるのかもしれないが、
みんな自分のタイプを
知らなかった

大学病院の偉い先生方は
一生懸命に
遺伝子、ゲノムを
研究し、
新しい治療法を
発見してくれている

私の主治医、
多分昔ゲーマーだったと
私は勝手に信じているが、
今は毎日毎晩
研究に明け暮れている
 
外来の診察には毎日
遅刻して来ていた
だって、
診察時間開始の
9時に診察が始まったこと、
なかったから、

なので、
がんの治療は
日進月歩なので

今を生き抜くこと、
それだな!