The East India Company
1600年に東インド会社を
作ったイギリスは、
17世紀前半、
中国との貿易を開始した
イギリスの主要な
輸入品となったのが
中国のお茶だった
イギリスでは
茶の大ブームが起こった
熱帯原産の茶は
ヨーロッパでは育たないので、
輸入にたよるしかなく、
貿易赤字は
たちまち膨れ上がった
お茶は高温多雨の環境下で
育つから、
ヨーロッパでは育たないよね
代わりに
中国に輸出するものを
探したが、
当時の中国=清王朝は、
食料、飲料、衣服、工芸品など
すべてを自給できており、
売り込む必需品がみつからない
イギリスの産業革命に
よって生産された綿織物は
インドでは売れたが、
中国ではほとんど売れなかった
中国の綿織物・絹織物に
対抗できず、振るわなかった
そんな時、
1780年、
ベンガル地方を征服したことで、
その地で生産されている
アヘン専売権を獲得、
アヘンを中国に売ることにした
本格的な中国への
輸出の始まりとなった