ゴーンガール
円満な夫婦と思われていた夫婦。
しかし、妻が突然失踪。
警察と過激化するメディアからの圧力によって、夫の人柄のイメージが崩れ始める。夫の浮気が発覚し、彼の不遜な行動に世間は疑問を抱き始める。
「夫が妻を殺したのではないのか?」
浮気していた夫、
仕事がうまくいかない夫、
旦那を支配しようとする妻、
そしと妻の異常な犯罪、
結構怖いサスペンススリラーだった。
見終わった旦那が一言、
「これを100倍薄めると普通の結婚生活になるなぁ」と、
確かにそうかも。
主人公の妻の最後のセリフ、「これが結婚よ」が、俄然真実味を帯びてきた。
が、しかし、それだけではない。
彼女の言った言葉、「これが結婚」と言った言葉、私には今までお互い相手しか見てこなかった男女が同じ方向を見て、その方向をベストの状態にするために生きるとも思えた。
この映画の場合は旦那の冷凍保存してあった精子で妊娠、新しい生命。妻が夫の承諾なしに勝手にやったことなのだが、
この二人の夫婦は今までは相手しか見てこなかったので、妻は旦那を支配しようとするし、旦那は妻をうっとうしくなり浮気、結婚生活なんて相手しか見てこなかったらそれはそれは飽きるし、その反対の作用はもっと支配しようとする。
これからはお互いを見つめ合うのではなくて、子供と言う同じ方向をみて生きれる、その意味で結婚ってこんな物だと言ったのかもしれない。