1980 April、成田からマレーシアエアラインでバンコクに飛び、バンコクからジャングルの中を寝台列車で走り、クアラルンプールに入った。
ここに来たのは、マラヤ大学で開催されるアジアのクリスチャン大学生のコンファレンスに参加する為。
そこで私はシンガポールから来ていた学生の主事と恋をした。彼はシンガポール大学の数学科を卒業した秀才だったが、それをキャリアとしないで、牧師になる準備をしていた。その為に父親に勘当されたそうだ。
カンファレンスの間、私は時間があると彼と一緒に過ごした。少ない主事のお給料の中から彼がおごってくれたチキンライスが美味しかったのを忘れられない。
自由時間一緒にモスクに行ったり、チャイナタウンでスウィーツを食べたり、とても楽しかった。
でもカンファレンスは終わり、すぐに別れの時は来て、私は泣きながら空港行きのバスに乗った。
日本に帰ってきてから、私は英語を勉強することを決めた。英文科で、小学生の頃から英語を話していたのだが、カンファレンスではあまり良くできなかった。またエディとお付き合いすることを夢みてたので英語は必須だと思った。
それで留学先はロンドンに決めた。シンガポールでもよかったのだが、シンガポールには行けなかった。
要するに、失恋したのだ。
クアラルンプールから帰ってすぐにエディから手紙が来た。私もすぐに返事を書いた。何を書いたのかは覚えてないが、かなりホットな手紙だったと思う。
しかし、その後、彼からの手紙がパタっと途絶えた。私は毎日毎日郵便受けに入っているかもしれない青いエアメールを探した。
秋になってようやくエディからの手紙が届いた。その手紙には学生の主事らしく、「神に従い、学業に励め、一時期の感情で物事を決めてはいけない」という内容だった。
大失恋だった。
エモーショナルラブのどこが悪いんだよ!お前だって私に惹かれたはずなのに!
その頃、ユーミンのスラバヤ通りの少女やRemember meを聞いて、大いに感傷に浸った。
そして翌年ロンドンに1年の語学留学をした。
ロンドンから帰国後、大学3年と4年と学び、あれは4年生の時かなぁ、エディから手紙が来た。懐かしい文字、差出人を見なくてもすぐにエディだとわかった。
手紙には「これからカナダに留学に行くが、君は今でも宣教師になりたいと思っている?今でも神の為に働きたいと思っている?」とカナダ行きを誘っているかのような内容だった。
あー、残念、その頃私にはすでに彼氏(前の旦那)がいた。
あの時、彼の後を追ってカナダに行っていたら?と思ったこともあったが、
Everything is in God's hand
ここに来たのは、マラヤ大学で開催されるアジアのクリスチャン大学生のコンファレンスに参加する為。
そこで私はシンガポールから来ていた学生の主事と恋をした。彼はシンガポール大学の数学科を卒業した秀才だったが、それをキャリアとしないで、牧師になる準備をしていた。その為に父親に勘当されたそうだ。
カンファレンスの間、私は時間があると彼と一緒に過ごした。少ない主事のお給料の中から彼がおごってくれたチキンライスが美味しかったのを忘れられない。
自由時間一緒にモスクに行ったり、チャイナタウンでスウィーツを食べたり、とても楽しかった。
でもカンファレンスは終わり、すぐに別れの時は来て、私は泣きながら空港行きのバスに乗った。
日本に帰ってきてから、私は英語を勉強することを決めた。英文科で、小学生の頃から英語を話していたのだが、カンファレンスではあまり良くできなかった。またエディとお付き合いすることを夢みてたので英語は必須だと思った。
それで留学先はロンドンに決めた。シンガポールでもよかったのだが、シンガポールには行けなかった。
要するに、失恋したのだ。
クアラルンプールから帰ってすぐにエディから手紙が来た。私もすぐに返事を書いた。何を書いたのかは覚えてないが、かなりホットな手紙だったと思う。
しかし、その後、彼からの手紙がパタっと途絶えた。私は毎日毎日郵便受けに入っているかもしれない青いエアメールを探した。
秋になってようやくエディからの手紙が届いた。その手紙には学生の主事らしく、「神に従い、学業に励め、一時期の感情で物事を決めてはいけない」という内容だった。
大失恋だった。
エモーショナルラブのどこが悪いんだよ!お前だって私に惹かれたはずなのに!
その頃、ユーミンのスラバヤ通りの少女やRemember meを聞いて、大いに感傷に浸った。
そして翌年ロンドンに1年の語学留学をした。
ロンドンから帰国後、大学3年と4年と学び、あれは4年生の時かなぁ、エディから手紙が来た。懐かしい文字、差出人を見なくてもすぐにエディだとわかった。
手紙には「これからカナダに留学に行くが、君は今でも宣教師になりたいと思っている?今でも神の為に働きたいと思っている?」とカナダ行きを誘っているかのような内容だった。
あー、残念、その頃私にはすでに彼氏(前の旦那)がいた。
あの時、彼の後を追ってカナダに行っていたら?と思ったこともあったが、
Everything is in God's hand