今日は、病気の話から離れて、ちょっとマニアックな日記ですので、興味の無い方には意味不明な話になりますが、そもそも「もふ子のブログ」に興味を持っている方がいないので、まあ、独り言ですね。

 

 去年の夏、東京オリンピックをテレビで見ていた私は、目に留まった映像に、なにやらデジャブを感じた。それが何かすぐにはわからなかったけど、一人の女性を見て、「かある るいこ!」と心の中で叫んだ。

 「かある るいこ」に酷似した女性が画面に映っていたのだ。

 ここで、その酷似の女性のことは置いておく。

 さて、「かある るいこ」について、説明すると、昔「週刊少年ジャンプ」に連載されていた「シェイプアップ乱」ちゃんに登場していた人物なのである。

 「シェイプアップ乱」という漫画は、男子受けは良かったと思うが、女子から見ると「スケベで下品」な漫画と評論しておこう。

 私は、少女漫画を愛読していて少年漫画には、興味がなかったが、弟がジャンプを買っていたので、積極的には見ないけど、暇な時に目を通していた。

 「シェイプアップ乱」は、下品なことを知りながらもつい読んでしまい、必ず「ふっ」と笑わされた。

 当時の女子で、あのような読み物を目にして笑うなんて、情緒不安定な女子に見られそうだったので、私は笑わないようにしていたのだが、天才的な漫画家の力に負け、つい笑いが「ふっ」となるのであった。

 

 「かある るいこ」が気になり、ウィキペディアで調べると、(そもそも私は「かある るいこ」の詳細を知らない読者であったが)『なお諸事情により、彼女が登場した回の多くは新装版では削除されている』とあった。

 諸事情とは、「アフリカ系黒人をエキセントリックに誇張した表現の多様」ですって。

 「かある るいこ、お前もか・・・。」と私はかの銘絵本「ちびくろサンボ」の一斉絶版を思い出した。

 

 誰も、彼女に差別的な思いは持っていない。

 むしろ、一芸に秀でた彼女のDNAに敬意を感じながら、走ったらすごいのに、他の部分は残念な人間というそのキャラを愛していたのに・・・。

 彼女は、全く関係ない部分でも一コマのはじっこにいることがあった。

 それが、実にほのぼの感を表していたのだ。

 ちょっといるだけで、めちゃくちゃ存在感があった。

 

 漫画の中で、ストーリーとは関係なく、コマのはじっこにいたキャラクターで、主人公を差し置いて目立つ存在と言えば、うる星やつらのチェリー(錯乱坊)もそうであった。。

 あのキャラクターもヤバい感じのお坊さんで、多分ひそかな人気があったと思う。チェリーが日本人で良かった。もし、チェリーを差別的とか判断されて消えてしまったら、つまらない。

 

 ということで、独り言をつぶやいたのでした。