2023年12月17日(日)
『小川城』→『岩根城』→『藤井城』→『木戸城』→『本證寺城』 その1の続きです。
3城目は藤井城です。
藤井城は南の東条氏・吉良氏に備えた藤井松平氏の城館でした。台地にの東端に築かれた城館であり、かつては堀に囲まれた土塁があったと伝えられている。
土塁のなごりらしき場所
現在、遺構はないが矢作川から眺めると台地の端部に城館があったことがわかる。
4城目は藤井城のすぐ近くにある木戸城です。
木戸城は文明年間頃、松平親忠に従い木戸村に移り住んだ成瀬直庸が築城したと伝わるが、当時の情勢から一色氏被官の石川氏の築城とみる見解もある。
東側にある土塁
東側にある堀
西側にある土塁
北側にある内堀
北側にある土塁
現在は春日神社の境内になっているが、堀や土塁は残っている。
案内看板には単郭の城と記載されていたが、曲輪と曲輪を分ける内堀らしき場所があり疑問が残る。
その3につづく。