2022年1月8日(土)

 

『椿井城』→『西宮城』→『下垣内城』 その1の続きです。

 

次は椿井城から見えた西宮城です。

 

西宮城は嶋氏の居城として知られています。城址には奈良県指定史跡にもなっている西宮古墳があり、この古墳も曲輪のひとつとして利用されていました。

 

西宮古墳

 

竪堀

 

主郭

 

眺望(椿井城が見える)

 

地形的に周りより小高くなっていて、二方向が川に接していて城を築きたくなる場所だ。

公園になっているが曲輪の間にある堀切のような地形が当時の名残を感じることができる。

 

最後は西宮城に隣接している下垣内城です。

 

下垣内城は島氏(嶋氏)が築いた城と考えられています。「三成に過ぎたるものがふたつあり」といわれ、石田三成を支えた島左近(清興)がこの城で生まれた可能性もあるそうですが定かではありません。

 

城址風景

 

西宮城とは谷を隔てた対岸にある。当時は西宮城とは同じ城として機能していたかもしれない。

盛り上がった芝生公園の下に城郭が埋まっていると記載してあったが、当時の面影はない。