2019年5月22日(水)

『敦賀城』→『金ヶ崎城』→『天筒山城』→『敦賀陣屋』 その3の続きです。

最後は「敦賀陣屋」です。

敦賀陣屋は小浜藩主・酒井忠直の次男である酒井忠稠によって築かれた陣屋です。飯野陣屋、徳山陣屋(徳山城)とともに日本三大陣屋のひとつに数えられています。1861年(文久元年)には忠稠が若年寄をつとめた功によって加増され城主格となりました。敦賀藩は酒井氏が8代つづき、明治に入ると鞠山藩と改名されましたが、小浜藩に併合され廃藩となりました。
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以前は陣屋跡に「リコー敦賀荘」という保養所施設がありましたが、現在は取り壊され更地となっています。

海側からの陣跡
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日本三大陣屋だけど、今は面影がない。
また、私有地で中に入れないのは残念だが、三方が小高い丘に囲まれていて海側は船隠しの様になっている。いざという時は守りやすい地形になっています。