闘病だったのか、死別だったのか。 はっきりしないまま、このブログは続いています。 今回も読んでいただき、ありがとうございます。

ハイパーサーミア治療までに腰痛を何とかしないと… 

これが思った以上に大変でした。

最初は「まあ、そのうち治るだろう」と思っていたんですが、なかなか痛みが引かない。歩くのもつらいし、座っているのもつらい。

そんな状態のまま10日ほど経った頃、歯の掃除の予約が入っていました。

歯医者の椅子に座ると、腰はほぼ固定状態。
「大丈夫ですか?」と聞かれて、私は、 歯のほうは全然大丈夫なんですけど……腰がね… と答えました。

背中を倒して、腰を動かせない状態でじっとしている。 歯の掃除に来たのに、気になって仕方がないのは歯ではなく腰です。

歯は全然苦しくないんですけど、腰が固定されるのが苦しいんですよ。

そう言うと、技師さんに笑われました。

そりゃそうですよね。 歯医者に来て、「歯は大丈夫です。腰が苦しいです」と言われても、ちょっと困りますよね(笑)

それからは、とにかく横になっている時間が増えました。

そして次に待っていたのが、大学病院でのハイパーサーミア治療…。

私の場合、腹部から骨盤あたりを上下から挟んで治療するので、腰が痛い状態ではなかなか厳しい。
このまま腰が痛かったら、治療は無理かなぁ……

そんなことまで考えるようになりました。

治療の日まで、無理をせず、少し動いては横になる。 そんなことを繰り返して、何とか腰を休ませました。

そして、いよいよ治療当日。
技師さんにも腰の状態を伝え、いつもより少しやんわり挟んでもらいました。

私はうつ伏せになっての治療になります。



腰への負担はかなり軽くなったのですが、今度は別の問題が…。

やんわり挟むと、熱が逃げにくいのか、いつもより熱く感じるんです。

腰は楽になったけど、今度は熱いなぁ…

腰を取るか、熱さを取るか。 まさかハイパーサーミアで、こんな選択をすることになるとは…

それでも、何とか最後まで治療を終えることができました。

病気の治療をして、腰を痛めて、歯医者では腰を心配される。

なんだかこの夏は、身体のあちこちから、 「ちょっと休んでください」 と言われているような感じでした。
病気の治療も大変でしたが、今回は腰痛まで加わって、思った以上に大変な夏になりました(笑)



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腰痛で歩くのも辛い…
骨盤に転移したかも??
腰の激痛に左足の痺れ、感覚も少しおかしい。

3週間前、腰に電気が走った。
「これって、ヤバいやつ?」



私は即座にストレッチをした。

ところが、あとからスマホで調べてみると、腰痛のときは安静にしたほうがいいらしい。
ヤバいストレッチをしてしまった(笑)

翌朝、、
「痛いなぁ〜」

それでも、日課の散歩へ。
融通が利かない還暦爺ぃです(笑)
2日間は、いつも通り……
いや、いつも以上に歩いた。
1日トータルで8キロ、9キロくらい。


ところが3日目…
もう、歩けなくなってしまった。
「骨盤に転移したんだろうか?」
そう思ってしまう。

7月下旬に胸から腰までのCT検査をしている。
その時はクリアだった。
「まさか……?」

それからは、お昼も横になって過ごしています。
朝の散歩はいったん見送って、様子を見ながら昼前に3キロくらい、ゆっくり歩く。

痛みはあります。

でも、少しずつ良くなっているような?

ハイパーサーミアは電極を上下で挟む治療なので、腰に負担がかかる。

「次回の治療は無理かも?」
そんなことも考えながら、、、

ただ、ひとつだけ良かったことがあります。

もう、無理をしない。
ゆっくり歩く。
そして……

朝から歩かなくても、もういいのかなぁ〜(笑)
還暦を過ぎた爺ぃですからね。
今までずっと続けてきた日課の散歩……

それを少し休むくらい、どうってことない。
身体の声を聞きながら、ぼちぼちやっていこうと思います(笑)



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10年目のCT検査結果と、モヤモヤした気持ち


2021年12月のCT画像(腫瘍)です。大きさは野球のボールぐらいまでに増大……


右が3月左が今回の画像で縮小を継続してます。


2016年5月、癌の告知を受け、余命宣告を受けてから10年になります。
7月にはCT検査があり、今回も無事にクリアすることができました。
本来なら、もっと「よかった」「嬉しい」と思ってもいいはずなのに、なぜか素直に喜べない自分がいます。
そして8月、還暦を迎え、、
正直、60歳まで生きているとは思っていませんでした。

でも、ふと考えてしまいます。

2016年の自分と、今の自分。
いったい、どちらが「生きている」と言えるんだろう……と。

2016年から2020年までは、癌と闘っていました。
病気への不安もありました。 余命を意識しながら、それでも毎日を生きていました。

でも、その頃には横に妻がいた。

辛い時も、怖い時も、嬉しい時も、話せる相手がいました。
そして今、横には誰もいません。
先日、自宅から103歩にある焼鳥屋へ、一人で行きました。




店内は……
私以外はファミリーや友人同士で楽しそうに話す声が聞こえてきます。

一人で座っているのは私だけ……
別に、一人で焼鳥を食べることが嫌だったわけではありません。

ただ、話せる相手がいないということを、あらためて感じました。

癌を告知された2016年から、妻を亡くした2020年まで…
あの頃は、生きることに必死でした。
そして今、癌を乗り越えて10年が経とうとしている。
それなのに、時々思います。
これは「闘病」の続きを生きているのだろうか。
それとも、妻との「死別」の中を生きているのだろうか。
自分でも、まだよく分かりません。
ただ、一つ言えるのは、
10年前には想像もしなかった60歳というところまで来たこと
よく生きたなぁ……俺…

でも、これからどう生きていけばいいのかは、まだ分かりません。
答えが出ないままでもいいのかもしれません。
闘病だったのか…死別なのか?

その境目も、まだ自分の中でははっきりしていません。

それでも、、
もう少しだけ、歩いてみようと思います。



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