『東京あたふた旅』/益田ミリ

あてもなく上京したあと、半年間昼寝三昧の日々を経て開始したイラストの売り込みは、工夫を凝らしていて実にユニーク。また、お礼状を出したり、原稿を郵送せず直接届けに行ったり、ゆったりその場を楽しみながら、血の通ったコミニュケーションで仕事を勝ち取っていくのもすてき。遠回りできる余裕って大事だな。うん。これからも堂々と休もう。今よりさらに、気の向くまま昼寝ができる毎日にしていこう。


『今日のおやつは何にしよう』/益田ミリ

「今夜ハンバーグ作ろうと思うんだけど、うち来る?」で落ち合ったり、今からお茶しようとサクッと集合できる友だちがいるって凄いなぁと印象的だった。

羽根木公園の梅まつりへ行き、100円でゴザを借りたくなった!


『手のひらの京』/綿矢りさ

三姉妹の物語。京都に行きたくなる!"綾香はがんばっていると、だんだんミッフィーの顔つきになってくる"


『さくらももこのことばと人生』/さくらプロダクション

"人生って夢やイメージではなく、毎日毎日がつづいてゆくもの。さくらさんの夢、望みは「おもしろかった、十分に味わった」と思って人生をしめくくることでした。だから、毎日できることをこつこつと積み重ね、小さなこともおもしろがり、味わいました。「同じ日なんてない。一瞬もない」とも言っています。"


『私の生活改善運動』/安達茉莉子

"「食事しているときにいちいち否定するのが一番嫌いだ、一気に味がしなくなる。おいしいと言いながら食べるのが楽しい。私は、だからいつも、何を食べてもおいしいと言ってしまうんだと思う」"  元恋人に味覚がおかしいと言われてから、おいしいと言うのが怖かった著者の言葉。

"母は多分、「生活改善運動」なんて、興味ない。ただ目の前にあるものの世話をする。ただ育つのを見守り、加勢する。母は何者かになろうなんて思わない。魂とか愛とかそういう話もしない。ただ、そこにいて、手を動かし、生活する。それだけ。それだけのなかに、こんなにもひとを癒す安寧が存在している。"

"部屋のなかは、安心して幸せな気持ちになる場所であるべきである。ただ住めればいいというわけではない。そこにいて幸せになるように、いとおしいものを積極的に生み出していっていい。"


『絵本 窓ぎわのトットちゃん』/黒柳徹子

思いっきり話を聞いてくれる校長先生も、どの科目をやってもいい授業も、やさしくしてあげてではなくみんな一緒にという声がけも、全部すてきだー。