お天気はいまいちですが、
秋の空気、気持ち良いですね〜
お腹が空く!

8月は、生まれてはじめて足の指を蜂に刺されました。はちはち。@目黒駅


激痛だし腫れるしで、散々だわ...と思いきや、蜂に刺されるってどうやら縁起がいいようで。
結果オーライ!


何年か前に読んでいた村山春樹著『女のいない男たち』の短編のひとつが映画化されたということで、

先日、映画『ドライブ・マイ・カー』を観てきました。


短い物語だったのに、3時間の上映作品?!どゆこと!と思っていたら、けっこう設定など違った。

いやはや、しっかり、どっしり、村山春樹色でした。
静かで、美しくて、お洒落で、出てくる人みんな憂いを帯びていた!

広島の瀬戸内海、行ってみたいなー。
ドライブいいなー。

キャストがぴったり、魅力的で、飽きることなく。
とても丁寧に紡がれていたから、これは3時間必要なはずだぁ、と。

すごく良かったです!

ただ、ラストが本当にわからなくてもぐもぐ
考察を検索してみるも、あんまり出ていなくて。
考えるな感じろ、なのでしょうけど、みんなどう感じてるのか気になる...!

私は、、あの車が気に入って自分も同じものを買ったのかなー、故郷でもある韓国に戻ったのかー、犬?好きそうだったもんねーだけどあのご夫婦のワンちゃんではないよね?
くらいしか思いつけなかったのですが、
この映画を観た方!
どのように感じたか、ぜひ聞いてみたいです!


さて、夏の読書記録どどん。
『うらおもて人生録』/色川武大
人生とギャンブルは通ずると論じる著者が編みだしたのは、"九勝六敗を狙うこと"。この世の中には自分じゃどうしようも出来ない流れや運、目に見えないことがたくさんあるから、自分でコントロールできそうな部分はできるようになってバランスをとると良いのかもね。むずかしいけど。

『ぎょらん』/町田そのこ
"人が死ぬ瞬間に遺すという赤い珠「ぎょらん」。口にしたものは、死者の最期の願いが見えるという-。"  ホラーファンタジーかな?と読み始めるも全然ちがった!さまざまな人たちの関係の構築が丁寧に描かれていて、どんどん繋がっていくオムニバス形式。みんな救い救われ生きていた。生きている。その関係性のひとつひとつがとても良くて涙々。失って気づくこと。

『少年の名はジルベール』/竹宮惠子
『一度きりの大泉の話』/萩尾望都
萩尾さん、50年前のこととは思えないくらい生々しく書かれていて、記憶を封じ込めると取り出した時にこうなるんだなぁと興味深かった。黙っているから忘れているわけでも辛くないわけでもないですもんね。両者の言い分があって、どちらも本当なんだろうな。人間関係はむずかしいけど、みんなで映画を観に行ったり、夜な夜な語り合ったり、ヨーロッパ旅行に行ったり、こうして強烈に影響を受け合える仲間がいたってのは素敵なことだな。

『まなの本棚』/芦田愛菜
愛菜ちゃんの好きな児童書や小説や図鑑がいっぱい。小中学生等身大の言葉と感性を用いながら、しっかりと彼女の解釈もいれて語られていて新鮮!名作や古典を愉しめる知性と豊かな心も兼ね備えていて、さすがです。辻村深月さんとの対談を読んで、おすすめの順番通りに辻村作品を読むぞーと決意。

『満月珈琲店』/桜田千尋 作・絵 望月麻衣 文

注文をとらない満月珈琲店。星のシロップをかけて食べる満月バターのホットケーキ、天の川のミルクティー、星空のビール。絵も物語も美しい!

『月とコーヒー』/吉田篤弘

登場人物たちのその先に想いめぐらせるうちに眠りについてもらうのが理想だという短いお話の詰め合わせ。顔も声も知らないアパートの隣人の晩ごはんの匂いで明日の献立を決めるわたしの物語"隣のごちそう"、話すのが苦手なぼくが自分で自分を楽しませようと毎日通勤の汽車の中で食べる朝食弁当を作る"冬の少年"、仕事を失ったぼくが自分でガイドブックを作り隣町に旅行にいく"セーターの袖の小さい穴"が、とくに好き。タイトルにこめられた意味合いも素敵。

『泣き終わったらごはんにしよう』/武内昌美
主人公 温人が、近くに住む恋人たんぽぽさんや家族や身近な人に美味しいものを作るお話。しかし本人もたんぽぽさんも仕事が忙しくて一緒にごはんを食べる描写がないのがおもしろい。舞台は経堂。出てくるお店はどれも実在するみたいで、それも楽しい。

『海色ダイアリー』/みゆ
児童書。主人公の女の子のおうちは下宿屋さんで、そこに同級生のイケメン5つ子(しかもアイドル活動をやっている)が引っ越してくるというお話。キュンときどき感動。小学中高学年に人気なので読んでみたけど、興味深かったのは主人公がめちゃくちゃ読者に語りかけてくることと、あとがきのテンションが高いこと。こういうのが好まれるんだな。むず痒くなりながらもニマニマ。


『物語のなかとそと 江國香織散文集』/江國香織
エッセイ。 "いい絵本には力があるので、一冊読むごとに、心が丈夫になってしまいます。" 


夏の疲れが出る頃ですね〜

心身共に健やかな日々を送れますように!