あっというまに5日間経ってしまいましたが、
あらためまして、
『マトリョーシカ』
@吉祥寺スターパインズカフェ
お越し頂きました皆さま、
お心寄せてくださいました皆さま、
ご尽力いただいた皆さま、
誠にありがとうございました。
一日限りの2ステージ、
たくさんのお客様、仲間・友人たちに観てもらえて、ほんとうに嬉しい時間でした。
人に恵まれているなぁと、つくづく感じました。
たくさんのご感想、ご意見をいただき、あたたかいも、きびしいも、どちらも余すことなく栄養になってます。
ご自身の価値観や経験をポツリとしたためてくれる方も居て、こういうのも、愉しいひとつだなぁと。
余韻を感じながら、日々を過ごしています。
7年いっしょに居ても分からないことだらけだった夫婦ユキナリとミチル。
離婚と引越しを明日に控えた2人の元にやってきた、亡くなったはずの祖母と精霊たち。
忘れていた過去、忘れようとしていた過去、それらを想いださせてくれたマトリョーシカ。
ドタバタな一夜の物語でした。
私は、口下手で、なかなか自分の気持ちをうまく言葉にできない、読書が大好きな妻、ミチルを演じました。
自分自身、大切な相手だからこそ、想いは(言いづらいことでも)新鮮なうちに伝えたい性分だったんですが、ここ何年か、そんな自分がほんとうにイヤになってしまったり、伝えたい相手に届けられないこともあるんだなぁという状況が続いて、そんなことを脚本の真結ちゃんに話している中で、書いて頂いた作品でもありました。
演じるにあたり苦戦もしましたが、(苦戦しないときはないんだけど)、演出の遼さん、脚本の真結ちゃん、相手役のまさしさん、出演者のみんな、振付してくれたみんなのおかげで、気づけたことばかりで、周りの皆さんが作ってくれたミチルちゃんでした。
いくら一緒に作品をつくっているとはいえ、自分でなんとかしなさい、の部分も多いはずなのに、みんながみんな、誠意と思いやりを持って、もっとこうすれば良くなるんではないか!と伝えてくれる方たちで、ほんとうに有難かったし、そんな皆さんを尊敬します。
ずっとやってみたかった、洋服が散らかっている中で踊る、ということ。
私も気持ちが落ち込んだり、考えがまとまらないと、部屋がひっちゃかめっちゃかになります。
祖母が死に向けて、暗い意味でも明るい意味でもなく、日常として、片付けを何年もかけてずっとしている様を見ているのもあって、
片付けとは、人生だなぁと思うことも多く。
こちらも、周りの皆さんにたくさん無茶をさせて、実現できました!
映画『愛がなんだ』で主人公の女の子が帰り道、恋敵についてラップでモヤモヤを一人呟くのですが、それがとても滑稽で可愛らしくて、愚痴りたいとき、誰かとケンカするときはラップにしたら平和なんだなぁと感化され、入れて欲しい!と、お願いしました。
偶然、演出の遼さんが、フリースタイルダンジョンのラップバトルにハマっていたようで、オリジナルで作っていただきました。
すごく生活感あふれる愛らしいラップが出来上がりました!さすが!
そこからはラップバトルの空気を学ぼうといううことで、ただひたすらにラップバトル動画を素晴らしい解説つきで遼さんが垂れ流してくれるグループラインが、まさしさんと私の3人で組まれ、眠る前はラップ漬けになりました。
みんな、ほんとうに、頭の回転すばらしいよね、あれは仕込んでないんだよね?やらせじゃないんだよね?
ちなみに、ユキナリミチルも即興ラップだよ!ふふ、なんてな!
そちらは生で楽しんでいただき、ほかの劇中歌3曲が収録されたCD、こちらは物販させていただきました。おかげさまで完売。手に取ってもらえて、聴いてもらえて、うれしいです。
私はオープニングを唄わせて頂きました。
歌はちっとも上手じゃないけど好きです。
バリバリ踊れる素敵なみんなが自分の歌声に合わせて、自分の振付を踊ってくれるという、幸せの極みを経験できました。
冷静に考えると恥ずかしさしかないけど、好きが恥じらいを超える瞬間が自分にはよくあり、そのおかげで今もステージに立てているんだなぁと改めて感じました。
歌詞もとても素敵で、どれも大好きだけど、私がいちばん気に入っているのは、CDのみでしか聴けないパートの、
”48個の流れ星で 屋根が壊れたけど
なんとかなるよね 元気があるから”
というフレーズです。
唄えて、嬉しかった!
いろいろな仕掛けの事情があって2セット用意していたり、私がサイズをちゃんと見ないで注文してしまった(初代マトリョーシカはポークビッツみたいでした)という理由で、本番前は大量のマトリョーシカに囲まれて生活していました。
しかも、マトリョーシカはオリジナルで描こうということで、この顔なしマトリョーシカがうじょうじょといる状態。
しかし、愛着湧くんだよね。
実は未だに囲まれて、ごはん食べたりしてる。
マトリョーシカを素敵に描いてくれた、まっちーのお母様みささん、感謝の気持ちでいっぱいです。
感謝の気持ちでいっぱいの人、それはそれは沢山います。
ゲネプロのステージ写真撮ってくれた こじけんさん。記録映像撮って下さった西原さん。
素敵な音響、照明、受付、接客、そしてその日を迎えるまでに大変お世話になった伊藤さんはじめスターパインズカフェのみなさま。
すばらしいオリジナリティが光る振付のほかに会場がホカホカになる前説をしてくださった土屋さん。彼女らしい心に浸透する振付を担当してくださり忙しいなか当日もお手伝いもしてくれ見届けてくれた遠山ゆうちゃん。
いつもいつでも真っ直ぐと作品を良くしようとつとめてくれた演出と音楽の遼さん。心の支えにたくさんなってくれた温かさも厳しさもあわせもつ脚本の真結ちゃん。このお二人のおかげで今公演をカタチにすることが出来ました。
そして、一緒に作品を育ててくれた出演者のみなさん。みんなそれぞれに自分で何かを主宰したり、教えていたりする方たちだからこその気遣いや、アイデアや、爆発力がたくさんで。みなさんと出来て、とても楽しかったし、やっぱり何よりも終演後、お客様がみんなのことを褒めてくれるのが嬉しかったです。
ほかにも沢山支えてくださった方がいます。
そして、そして、観に来てくださったお客様。
しつこいようですが、感謝の気持ちが溢れます。
ほんとうに、ありがとうございます。
これからも日々楽しいことを見つけながら、生きていきたいな!
どうぞ、今後ともよろしくお願い致します。
須藤 彩














