20代最後の晩、あなたは何をしているのだろう。あるいは、していたのだろう。
もうとっくに大人になってしまったけれど、その夜はこれまでの人生を振り返るのにうってつけの日。捨てるもの、残すもの、変わるもの、変われないもの。
8人の作家が向き合う、微妙に揺れ動く29歳女性それぞれのリアル。
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ちょうど29歳だった私、手にとってみたもののモヤモヤした設定が多い作品で、29歳ってこんなにスッキリハッキリしないイメージなの!?
世の29歳がみんな結婚したくて仕方なくて、でもまんまと不倫にハマってしまいダイヤル回して手を止めて、行き着く先は自分探しの海外一人旅...なわけじゃないんだぞ!とプンスカしてしまい、なかなか読み終わるのに時間がかかってしまいました。
でもまぁ、プンスカしている時点で私にも通ずるものがあったのかもしれません。
29歳といえば...
ドラマ「29歳のクリスマス」!
みなさんもっともっと大人の人たちにみえたなー
あとは「クレヨンしんちゃん」の母みさえの年齢だったり、仕事現場で一番年上ということが日常になった歳でもある。
ニク。にく。肉。
やはり女性は子供を産むというところでリミットがあるから30という節目を前にしてこれからの人生の選択を悩むお年頃?
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この本の中の一人は、不倫相手に食事の約束をドタキャンされた時に、パッと切り替えます。
英会話のレッスンに行こうか、それとも映画か、断った飲み会、ジムにネイルサロンもある。
モヤモヤを打ち消すために、気持ちをコントロールして、自分で自分を守るのです。
私はモヤモヤした時、眠ります。
家に居られる時間をフルに使い、
寝て、寝て、寝まくります。
するとね、起きたくなります。
ついでに沢山寝たおかげでお肌もいい感じに潤います。
ただでは起き上がらないのさ!(いやタダだな)
あとは脳内で感傷に浸れるようなBGMを流し、悲劇のヒロインになりきり酔いしれるという方法。
これは出口がないのですが、途中で「こんなお気楽なことやってられるんだから大丈夫だろう!」と冷静に自分をみることができます。
みんなは何をするだろう??
【29歳】を読むと、モヤモヤします。
でもそのモヤモヤこそ、日常で感じている小さな、時には考えないことにしている心のつっかえなのかもしれません。
29歳の人にオススメかな?な、一冊です。
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