メダカを飼っていると
残念ながら
お別れをしなければいけない
時があります
昨日まで元気に泳いでいたのに
次の日には1匹底で動かなくなっていたり
さっきまで元気に餌を食べていた
と思っていたら…
ということもありました
全体のメダカが弱ってしまうのであれば
水槽の水が悪いとか
暑さにやられている可能性が
高いのですが
突然1匹だけ、というのは
原因が分からないけど
たまにあります
昨日はレッドクリフの稚魚が1匹
水槽の底で動かなくなっていて
リンちゃんと一緒に
土に埋めて手を合わせました
この朝顔の土に埋めています
リンちゃんは元々は
「死」に対しての恐怖心が強く
今年に入ってからは
毎日、朝起きた瞬間から
「死にたくない」と怯えて
1日中そのことが頭の中に
浮かんでくるらしく
１日何度も
「リンいつまで生きれる？」
と必死で聞いていました
1日に
何十回も聞くのです
小さな子供が朝起きた時から
「死」について考えている
というのは見ていてこちらも
辛いものがありますね
手術や入院の経験が多く
苦痛に向き合ってきたので
敏感なところがあります
寝る前はこのまま寝たら
朝、目が覚めないかもしれない
という恐怖に襲われていました
寝るのが怖いんです
そんなリンちゃんも
小学１年生になった頃から
自分の中で納得してきたというか
消化してきたというか…
朝は笑顔で起きる
ようになりました
そして
今では生き物の「死」に対して
前向きな気持ちで
向き合うようになってきました
さあ
土に埋めて手を合わせよう
「この子は埋めたらどこに行くの？」
そう聞くリンちゃんに
きっと他のメダカのところに行くんだよ
と言いました
「そっか、よかったね
リンもこうなったらママが土に埋めてね」
ニコニコ
笑顔で言うリンちゃん
なんか
ウルっ
分かっています
子供が言う言葉には
深い意味がないこともあって
単純に今、目の前にあることを
前向きにとらえての
発言だと思うんです
今まで「死」に対しての
恐怖が強かったリンちゃんが
こんな発言を笑顔でできるように
なるなんて…
すごく向き合ってきた
証拠だと思います
でもね
リンちゃんは
ママよりきっと長生きするよ
というか
長生きしてね
親よりも子供に長く生きて
ほしいと思うのは
子をもつ親の願いなのかもしれない
旦那さんやリンちゃんは
基本的には長生きはしたいんだけど
家族の中では
自分が1番長生きしたくないと言います
理由は
「残されたら寂しいから」
だそうです
私は逆で
誰よりも長く生きて皆んなを
見届けたいと思います
この考え方は
その人の性格かもしれないし
人生経験かもしれないし
これから
変わるのかもしれないし
変わらないのかもしれない
人それぞれ考え方は
違っていて
その過程には様々な背景がある
んだろうな
隣で手を合わせているリンちゃんを見て
そんなことを考えていました
「バイバイ👋」
メダカに手を振るリンちゃん
日々の生活では
難しいことは考えなくてもいい
夜寝る時
明日何しよう🎵
と考えながら眠りについてほしい
それが
子をもつ親の願い
なのかもしれない
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