【あらすじ】

フレドリカは気がついたら、知らない家にいた。

現在18歳のつもりでいたのに4年間の記憶が飛んでいるようで、22歳になっていた。
お腹に、父親不明の子どもがいた。

シグルドと名付けた息子を連れて、フレドリカは王都を訪れる。なぜ自分が記憶を失っていたのか、自分は何をしていたのか、そして……シグルドと同じ青い目を持つ男性は誰なのかを、知るために。
そんなフレドリカに親切にしてくれるのは、かつて彼女の部下だったという――ハシバミ色の目を持つ青年・エドガーだった。



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【感想】
主な登場人物はヒロイン、ヒーロー、
そしてヒロインに自分でも知らないうちに惹かれていた同僚。

まぁ、結果から言うとね、あらすじにも出てくるエドガーがパパでしたっていう分かり易い話なんだけど、この物語の肝はその同僚だと思ってる。

なんだか、行動の意味が解らなかったり、ヒロインからは二重スパイみたいだと思われてたけど、話からはそんな文章は出てこないし、あれ?って感じだったら、完結後の番外編で満を持して語られた話が私のこの疑問をスッキリと解決してくれました。

まぁ、この同僚の話もわかり易くてあるあるなんだけど、やっぱり面白い!


実はヒーローよりも同僚の方が好きな方が多いハズだと思ってる指差し

好きな子にちょっかい出して嫌われちゃうタイプの同僚。しかも、自分とは真逆の彼氏が出来てから、俺はヒロインが好きだったんだと気付くダメな奴。不器用過ぎませんか!?

不器用過ぎて、愛おしいチューチュー

 

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