【あらすじ】


ユリアーノはどうしてもハルバートと結婚をしたくない理由があった。魔力量が多く、使いこなすことも出来たユリアーノは今は失われた魔術に手を出し、入れ替わることが出来た。


入れ替えられた夏弦は、ユリアーノの記憶が無く夏弦としての記憶もあやふやだった。
逃げ出したユリアーノは別の人生で幸せになれると信じていて、押し付けられてしまった夏弦はその日その日を流されるまま生きていく。



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【感想】


すごい展開で一気見してしまった。

最初はよくある魔術で入れ替わり、全く分からない間、結婚していた〜みたいな話かと思ったら(まさに最初はそんな話をだったんだけど) 

読み進める度に年月が過ぎ、展開が早い!!


元が日本人だったからすんなり再婚にも応じられたのかな…とか、それにしても結構、根性あるなとか、結構な波乱万丈さだった。


最初の夫の気持ちが可哀想だと思う。 
好きだけど愛しているかは分からない。
自分が本当は日本人だと言えない時点で決まっていたのかな・・
元夫は死の間際もヒロインの事を思っていたのに。
 ヒロインは嫌いではなかったからショックではあっただろうけど、再婚までが早すぎなのはちょっと元夫が可哀想だった。

でも、ヒロインは幸せそうだったから、ハッピーエンドってこと。




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