【あらすじ】
人質として行ったはずが、大国グランガルドの狂王クラウスに側妃として召し上げられ、さらには初夜に自白剤を強要されたファゴル大公国の第二大公女ミランダ。
洗いざらいぶちまけたミランダに振り回されながらも、不器用に溺愛する狂王クラウスと、次第に篭絡されていく諸侯達。
「絶対に無茶はするな。心配事があれば相談をしろ。一人で暴走するな。俺以外の男に話しかけるな」
謀略は得意分野です。
修羅場にも慣れっこです。
世評もまったく気にしません。
――それでは、何から始めましょうか。
頭脳を駆使したヒロインのIQ戦、後半一気に進む爽快感をお楽しみください!
ドシリと重さのある小説、ハイファンタジーが好きな方にもお楽しみ頂けます。
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めちゃくちゃ面白かった
狂王なヒーローと悪女なヒロインの話なはず。
題名通りに自白剤を飲まされるので、気になっていたホントに悪女なの?!って疑問はスッキリと解決されて、読み手もヒーローもヒロインにメロメロになります
最初から結構血が流れるので苦手な人にはキツイかもだけど
まさか狂王といわれるのヒーローが、こんなにヒロイン大好きになるなんてー
ヒーローの国のごたごたを他国のヒロインが(まだ実質側妃ではない)
自分の身を削りながらも解決していく
もうだね
ごたごたの中がホントにごたごたしてて、
登場人物は多いは、登場国は多いは、裏切りに裏切りでハラハラドキドキするはで大変面白い
そのごたごたには過去の第一王子の暗殺も入ってるんだけど、わたし的にはめちゃくちゃ泣けた
ティッシュをたくさん使いながら読みました。
でも、いい感じにみんなハッピーで終われ良かった
一応完結扱いになってるけど、第一部が完結ってことなので、まだまだ続きそう。
でも、きりが良いので今のうちに読んでおくのも良いかも