[あらすじ]R18BL
「俺を見て、何か気付きませんか?」
澤島郁馬は、十代の時に神子として異世界に召喚された経験があった。
神子の役割は『化身』と呼ばれる彼らの瘴気を浄化する事。
しっかりと役目を果たして元の世界に帰ったのだが、三十代になって何故か再度召喚される。
しかし、元の世界と時間軸が異なり、異世界では郁馬が戻ってから四年の月日しか過ぎていなかったのだ。
お陰で、一緒に召喚されていた男子高校生が新たな神子という事になり、誰も郁馬が先代神子とは気付いていなかった。それ所か、周りから邪魔モノとして扱われる事に。
そんな郁馬を唯一引き取ってくれたのは、最初に召喚された際に元の世界へ戻る原因となった性悪悪役顔公爵様だった…
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題名からの勝手な私の感想は、もっと明るい内容かと思った。でした。
だからと言って、面白くなかったかと言うとそんなことはなく、
ハマって一日で読んでしまいました
このお話の中に出てくる神話✨
ちゃんと読んでくださいね!
その神話を元に話が進んでいくので
あらすじにも出てくる
悪役顔公爵ことセルデア
拗らせてるな…って思ってたけど、
拗らせる理由もあるし
実は可愛いくて可哀想な人なのだ
それもこれもあいつが〜
賭けとか言ってくるから〜
あと、ちょっと思ったのが、
主人公とセルデアが心を通わせる4ヶ月にも渡る毎日のお茶会
もう少し、掘り下げてほしかったなぁ
気付いたら4ヶ月経ってて、主人公がセルデアを嫌いから好きだ
っとか思っててさ、
結局、好きは好きでも尊敬とか好ましいって意味(まだ序盤だったから)
だったけどさ…なんか勿体ないなぁ〜
なんて思いました
段々と主人公は男っぽく
セルデアはちょっと子犬みたいになって
可愛かった
あと、番外編のメルディ
ちょっと切なくて…
最後まで読んでほしいな…
悪者は出てきたけど、根っからの悪者じゃなくて、愛してたから
ちょっとバカだったからさって感じが好きでした