Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~

サンドーム福井公演に参加してきました。




ことの発端は友人からの突然のお誘いLINE。

場所も場所だし、どうしようかなぁと思いましたが、

数年に一度ある、“全然知らないけどこのライブはなんか行った方がいい”っていう直感めいたものがあった。

デビュー記念ライブに参加することなんてそうそうない経験だし、

それに一度Aぇでの佐野晶哉くんの歌を生で聞いてみたいなぁと思ってたんですよね。



もともと『忘れてもらえないの歌』で初めて佐野くんを見て、錚々たる面々の中で堂々とお芝居する姿の存在感が目に留まって、

詳しい友人に、この人誰!と連絡していたことを思い出す笑



佐野くんはもともと劇団四季で子役やってたとのことで、そりゃ小さい頃からあの環境で舞台踏んでたなら、堂々とした立ち居振る舞いもなるほどなと思いました。基礎から叩き込まれてたわけですね。



で、友人は佐野くんもいるし、他のメンバーも見所多いしグループとしての企画もチャレンジングということでちょくちょく情報を送ってくれて、それでなんとなくAぇのことを知っていきまして。



中でも、グレショーはとても面白かった。

舞台の千本ノックというべきか、次々と系統の違う舞台にチャレンジしていく企画。

短期間で稽古→本番が続く訳で、きっと本人たちはめちゃくちゃ大変なのでしょうが…とにかく全力で、モノにしてやろう!という前のめりさがとても眩しい。



あとは、バンド曲があるんですね。

生楽器大好きマンなので、やっぱりバンドサウンドの曲があると聞くと興味が爆上がりする。

といいつつ、実はデビュー曲と舞台の曲以外はほぼほぼ聞いたことはなく(汗)

でもデビュー曲を歌ってるのをテレビで見て、これはとても良かった。最近見たアイドルの中でも一番グッときたし、生で見たいなと思いました。



友達は新幹線で予習しようか?って言ってくれたけど、

曲がわからなくても、振りが踊れなくても、とにかく見たままの衝撃を楽しみたかったんだよなぁ。

というわけで、ほとんど何も知らずにサンドーム福井に突撃しました。

(とりあえず前日急ピッチでメンバーの名前と顔とメンバーカラーを覚えました)



前談が長すぎましたね。



楽しい道程編は後回しにして。

ライブの感想です。(ネタバレあり)











1番最初の曲のFirebirdからいきなり掴まれた!

ダンスはもちろんですがとにかく歌!!

すごい歌うんだなこのグループは!と初手で思った。



そう、とにもかくにも歌です歌。

今回のライブを見ながら、いろんなジャンルを歌いこなせるグループなんだなと思った。ロックな曲やポップな曲も映えるし、セクシーな曲、クールな曲、コミカルな曲、ハートフルな曲も、どれもよかった。これが売り!と絞ったらもったいないくらい、全部歌えるグループ。

たくさんのアイドルグループがいて個性を極めていくのが主流な中、やっぱりこういうオールジャンルできるのもまた素敵な個性だよなぁと思う。



なんといっても末澤さんの歌が凄まじい。

デビューに際して歌番組に出演しているのを見てて、画面越しですらちょっと飲まれたけど、

実際に見たらまた一段と迫力がある。

友人曰く、ちょうど歌番組に出ていた頃は喉の調子が良くなかったとのことで、本調子のライブはそりゃもっとすごいわけだ。

メインのボーカルとしてもパーン!と前に出るハイトーンの華やかで艶のある声で、けれどパンチの効いたシャウトも上手い!主旋律を歌っていないところは細かい上ハモで厚さを足してくれる。

末澤さんの歌は終始見せ場。

歌っている姿もとても生き生きしていて、目が奪われる。歌にすごくプライドを持って歌ってるんだろうなぁ。気概が伝わってくる。

眼光鋭く、俺を見ろ!!と訴えかけてくるような、エネルギーが迸っていてとても眩しかった。



先輩曲のカバーもなるほど!そうきたか!

カバーって色々な好みがあると思うけど、個人的には同じ曲を同じように歌っても、本家のために作られた歌なのだから本家が歌うほうが良いだろう、と思ってる派。

曲が持ってる情緒をそのまま引き継ぎながらいかに新しい味を出せるか、がカバーの難しさかなと思っている。



エイトを熱心に聴いていた勢としては、特に新しかったのはパンぱんだですかね。

うぉっ!懐かしい…!体が振りを覚えている!と思ったのも束の間、まさかのパンクアレンジ!マジか!

テンポアップしたギュインギュインのパンぱんだ、斬新すぎる。あれは誰がどう発信してあのアレンジになったのかとても気になる。



それからブリュレ。まさかの正門くんとリチャくんと佐野くんで突然寸劇が始まった!

ブリュレで小道具が登場するのを見たのもあんなに笑ったのも初めてでした笑

(とは言え最後の振りは超かっこよく締めてくれた)

ブリュレ、やっぱり記憶の中ではエイトが1番かっこいいしそれをなぞってはほしくない(という超絶めんどくさい懐古趣味)なので同じように素敵に歌って踊るよりもこうやって披露されるほうが個人的には面白くていい。



だってアイドルだもんを、だってケンちゃんだもんと称してこじけんが披露していたのもよかった。

とくに曲中に謎のゲーム(笑)を開発していたのが面白くて笑

あのポップな曲に乗せてメンバーをひたすらほめまくり、かつ正門くんをきっちりいじっているところには大笑いした。

MCでももう一回曲が流れて大盛り上がりしましたね。

友人曰く、今回の公演では毎回毎回違うゲーム(?)を考えて披露しているのだそうで笑

こじけんの飛び道具具合半端じゃないな笑



地名に絡めるテーマで曲を選んで歌ってたのも面白かった。

北海道→雪→10年後の今日の日も

とかかなりよかった。

(雪って言葉実は歌詞に一回も出てこないんだけど、冬を連想する曲調とか、積もっていた、舞い降りてくって歌詞からこれは雪のイメージの歌なんですよねぇ。とりあえず選んだ感がないところが嬉しいですよねぇ。)

あと、デビュー1年目のグループが歌う10年後の今日の日もってすごいエモいんだなぁ………



先輩の曲を歌うにしてもどう歌うか、ただ自分たちの魅力をアピールするために曲を借りて歌うのではなくて、

アレンジを入れたりテーマを乗っけることで、(いや本家が歌う方がいいでしょ)と思ってる人にも新しく、楽しく聴いてもらいたいという気持ちが伝わってくるようで私はとても楽しかった。

これから自分たちの曲が増えて、こういう演出も無くなっていくんだろうなと思いますが、それはそれでまた楽しみですね。



楽しみにしていたバンドもよかった。終盤に畳み掛けてきましたね。

最初にステージに上がってきたリチャくん、横で友人が、まだベース始めてから半年だよ教えてくれました。

え、半年!?

半年であんなにステージで弾けるのか…!しかもソロで!あの注目を浴びながら!

正直教えてもらわなければ気づかなかったくらい。指の運びも滑らかで全く危なげがない。

ベース持ってる姿も似合ってる。

きっとめちゃくちゃ練習したのだろうし、センスもあるんじゃないかなぁと思った。

きっと急ピッチで仕上げなければならなかったのだろうけど、そんなプレッシャーなど微塵も感じさせないくらい、堂々としたプレイだった。

これからきっともっと上手くなるはず。どんな曲を弾けるようになっていくのか楽しみですね。

 


バンド曲はまさに、荒削りだが面白い!という印象の音で、とても眩しくてエネルギッシュ。

音を合わせるのが楽しい!もっと見てくれ!という気持ちがバシバシと伝わってくるようで、

若さとか、勢いとか、パワーが有り余って吹き出しているような、熱さが伝わってきた。

楽器は長く続けているほど技術も上がってくるだろうし、表現の幅も広がるだろうし、いろんな音が出せるようになるんだろうけど、

この若くて熱くて滾るような音もずっとこのまま出し続けてくれたらいいなぁと思う。



MCは言わずもがなめちゃくちゃ面白いですねww

結成して5年ほど活動しているのもそうでしょうが、

チームワークがとても良いなぁと思って。

一緒に集まって喋っている時の一体感がすごい。

あとからYouTubeの動画を見ていても、間合いとかテンポ感とか全てが絶妙で、抜群に面白い。

久しぶりにこんな声出して笑ったかも。



よく土曜は寝起きにサタプラを見ているのでなんとなく知ってはいたけど、こう改めて見ると正門くんの喋ってる時の安定感というか安心感が素晴らしい。

あの個性が突き抜けているメンバーをうまく、そしてそれとなくまとめていて、イジられるところはしっかりイジられる(笑)

総じて、バランス感覚がいい人なんじゃないかなぁと思う。

(そしてちょっと天然なのか??)ポッと出た一言が爆発的に面白かったりする。

あと、ライブではないが帰りの新幹線で見た予告寝起きドッキリの正門くんが面白すぎて完璧すぎて、人目を気にせず笑ってしまったことも書いておこう笑




それで、えー…

佐野くんの話を長々書いてもよろしいでしょうか笑



いやー、なんだろう、この、宝物見つけてしまった感!!

いましたよ逸材が!!とんでもないのが!!



本当に見どころが多くて才能が豊かで、終始目を釘付けにされてしまった。



まず、これを最初に言うのもどうかと思うけどとりあえず最初に見た感想がこれだったのでとりあえず書こう。

骨格すごくないですか。

あんまり人体に詳しくないので整ってるとかは分からないけど、何か…骨格が…すごい。見たことない感じの。

頭の小ささといい形といい、口を開いた時の大きさ、首の長さ、細身に見えて思ったより肩幅もしっかりしてて、長い手足…。

どう…?どうなってるんだ…?と思いながらトロッコで通るたびめっちゃ全身を見回してしまった。

後ろ向いた時の背中の骨も思わず見入ってしまった。

そりゃあんな声も出るわ…もう少し体の厚みが出てきてしっかりしたら声量も上がりそうだしとんでもなく響きそうだな…と思ったり。



そしてとにかくやっぱり歌が!なんでも歌えそうだなぁ佐野くんは。

発声の基礎から積み上げてるのでやはり綺麗。そして音感もいい。

特にバラードとか歌うと佐野くんの声の美しさが溢れ出る。

ボクブルースみたいなメロディラインがちょっと複雑な動きの歌でも、難なく歌いこなしていたのも印象的だった。



そして何より驚いたのが表現力!声の音色、抑揚、表情、その場の空気に瞬時に合わせてこんなに切り替えられるのか。

純情パスファインダーとよしこ、どれだけの振り幅なのよ…!

歌の表現もさることながら、喋っている時も本当に表情豊かでコロコロと切り替わって面白い。本当にいろんな姿を見せてくれるのでお芝居ももっと見たいなぁと思った。舞台でも映像でも佐野くんは映えるんじゃないかなぁ。



あともう、とにかく面白いです笑

これは佐野くんに限らず全員ですけど。

ライブであんなにバチバチにかっこよかったのに、帰りの新幹線に乗ってYouTube見てたらもうずーっと面白くて。隣に人いるのに肩を振るわせながら笑っちゃった。

一言一言、ツボにブッ刺さるのよなぁ。頭の回転もきっと早いんだろうな。

友達が関西ローカルの番組も教えてくれたので今度見てみようと思う。

あと、コーレスで自腹切ったMV撮影のサンドーム福井利用料を叫ばせるところで爆笑した。前代未聞すぎるコーレスだな。(ご丁寧に空調費まで笑)



なんだかとにかくずーーっと目が行ってしまうんです佐野くんに。

これは…何かが始まった気がするぞ…。



私、推しが52歳とか47歳とかで友達に年上しか興味ないと言われ続け、応援している役者さんやアーティストさんも軒並み年上ばかりで、

…なのにここにきて初めての年下!!しかも5歳下!?

自分でも嘘だろと思ってます。ちょっと混乱してます笑

僕らAぇ!groupって言いますねんに“甘えるお顔は年上キラーです”って歌詞があったけど、

甘えてなくてもそうなのかもね!?

佐野くんに新しい扉を開けられそうな予感がしています。



ライブ行くまでは楽しみにしながらも、もう(3次元の)アイドルを新しく好きになることはないんじゃないかなぁと思ってたけど、

久しぶりに(3次元の)アイドルのライブを見て、

いやもう想像以上に楽しくて楽しくて。

輝いている姿を見て元気をもらった。

帰ってきてからも思い出に浸りつつ、機会があったらまたライブに行きたいなぁと思っている。



やっぱり若さから来る勢いが見ていて気持ちが良くて、

(その勢いっていうのも、周りにお膳立てされる勢いってよりも本人たちから出る前のめりでハングリーなギラギラしたやつなのが良い)

伸び代もすごくて、これからどんなアイドルになっていくんだろうという期待感でワクワクさせてくれる。

本当にいい出会いだったなぁと思う。

ここまでも計り知れない苦労や喜びがあって、そしてここから今やっとスタートラインに立ったんですよね。

ここからがさらに大変だろうし、きっと苦しいことも多いと思う。

体と心を大切に、そして切り拓いて行ってほしい。



会場のサンドームもアクセスはなかなか大変だけど、会場自体はコンパクトで見やすくて、音響もよく、

席もスタンド一桁という超見やすい席で。

一人一人をじっくり見ることができたのも、良い経験ができたなぁと思う。

本当に行ってよかった!と思えたライブでした。

これから先のAぇ!のご活躍が楽しみです。





今回の福井公演。実は福井に行くのが初めてで、

せっかく行くので短い時間でも!と福井を楽しんできました。



当日は福井駅まで新幹線で行き(3時間くらい)

乗り換えて鯖江駅に。

鯖江駅へは2両編成の電車に若干臨時便も出しつつ向かう感じなので、ホームには並んでるけど次の電車で乗れるのだろうか…とややヒヤヒヤしながら待ってました笑

鯖江駅は改札を出るにもIC出口は2つしかなく…!こちらもなかなか大変でした笑

駅を出るとこちらのオブジェ。


さすが鯖江!

この駅前のオブジェではAぇが写真を撮っていたようで、その様子がライブでバックスクリーンに映っていました。


いろんなところにメガネのオブジェが。





ポップで可愛い。


鯖江駅からサンドームは1kmちょっと。ライブに向かう人が傘を刺しながらゾロゾロと列を作って歩いていく様子がちょっと面白かった笑


帰りはまたさらにすごくて、

鯖江駅までに着くと駅員さんが人数を数えて、アナウンスしながら定員ごとにしっかり整列して乗車口まで誘導し、整然と乗車する、というような、

ちょっと修学旅行を思い出す感じ。

地元の方もいるのでなるべく影響が出ないよう厳戒態勢でしっかり動線管理されていて、駅員さんのおかげで帰りは思ったより混乱なく帰ることができた。



福井は恐竜で有名なので福井駅の中には至る所に恐竜が。

いきなりの骨格標本に、



駅前広場にはリアルな恐竜!

(動くし吠えるし…!雨が激しくて遠目で撮ってるけど近くでみたらきっと凄い迫力なんだろうなぁ)



そしてこれは絶対食べたかった、

ソースカツ丼!

薄めのカツに軽い衣で重くなく食べられる。酸味の効いたソースもご飯に染み込んでて美味しかったなぁ。



そしてこちらも名物の焼き鯖を使った焼き鯖寿司!

駅の中に何店舗かあったけど、どこも飛ぶように売れていました。



贅沢に鯖半身!


昔はあまり青魚が好きではなかったけど、年々食べられるようになってきたんだよなぁ。

臭みが全然ないし、生姜や大葉が挟んであって爽やか。鯖もしっとりして程よく脂が乗っていて、

次の日の昼あっという間に食べてしまった。美味しかったなぁ。


羽二重餅の大福も買ったんですが、写真を撮るのを忘れた…。


どれも美味しかったー!


福井駅は駅の周りがかなり整備されてとても綺麗。もっとゆっくり回りたかったなぁ。

福井もまた観光でぜひ行きたいです。