この夏、ワタシは堤幸彦さんにお世話になりっぱなしです。
映画監督の堤さん。
映画監修の堤さん。
参列客役の堤さん。
審査員役の堤さん。
PV監督の堤さん。
18日に友人と、嵐5人が主演の、
堤幸彦さん監修の、
ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARDだけどたぶんHAPPY(ピカンチハーフ)を見に行ってきました。
はるばる東京ドームシティホールまで。
課外のあとに。
シティホールは横からの席でもスクリーンが見やすく設計されているのでとても快適でした(^^)
ネタバレしておりますので、
これから見に行かれる方々、ご注意願います。
今作は2作続いた嵐5人主演、ピカンチシリーズのスピンオフ(だったと思う)
前作から8年経ち、30代に突入しま団地の幼馴染たちがまた再会するというお話。
8年も経てば、成功している人も上手くいっていない人もいるわけで。
皆がそれぞれの歴史を語り始めるわけですよ。
ちなみに最初に前作主題歌の、
『PIKA★★NCHI DOUBLE』が流れます。(エイトレンジャーでいうと最初のER2)
自分の嵐シングルランキング、トップ5に常に入るくらいの名曲。
流れた瞬間、
ふぉぉぉぉっ♡
もう、なんてったって。
1番最初に言うことは、
とにかく、お遊びがスゴイ!!!
そしてネタが細かい!!!
歴代、ピカンチシリーズはお遊びする映画でして。
とにかく随所で笑える映画なのですが。
今や嵐は国民的アイドルになり…。
思いっきりふざけている(いい意味)作品にあまり出会えていない気がする今日この頃。
(二宮さんのStand up!!なんか最高に面白いのに)
堤さん、今作でメイキング担当から監督になった木村さんは、
相変わらずあの団地の5人のままで撮ってくれて。
みんなどこか残念な(笑)良い感じに抜けたままにしておいてくれました。
『おし~りぺんぺ~ん』なんてもうケツは出しませんが、
それすら、“みんな大人になったんだな~”と思わせるくらいに自然でした。
大人になっても、二日酔いでゴミ置き場を寝床にするくらいの残念さが好きだわ。
あんなところにも、こんなところにも、
堤さんっぽい小ネタがいっぱい(笑)
ハル(大野さん)の部屋の壁に大量に貼り付けられている意味不明な川柳とか。
↑意味不明すぎて覚えることすら無理。
ピアノ発表会で出てくるピアノのメーカーが『Pianoda』だったりとか。
↑もはやパクってもいない!
チュウ(翔さん)が働く電気屋が『ヨドチェリービッグ』だったりとか(笑)
エイトレンジャーでこういうところに目が行くようになったからか、
やたらピカンチでも目に付く、小ネタの数々。
Pianodaなんか、気づいて一人で声出さないように爆笑していたら崩れて撃沈(笑)
北の裸族っていう居酒屋のシーンでは、なぜかみんな超個性的な泣き方で、
エキストラまで泣きはじめるから、まさかの泣泣かと思ったし(笑)
(それでもきのっちの“イッパイ”には負けますわ~)
ワタシの大好きな芸人さんも出ていたりして。
全然皆が笑ってないところで1人、撃沈することもしばしば。
今作の肝はイノッチでしょう。
イノッチは翔さんのお兄ちゃん役で出ています。
バイクでピザを配達中、心優しい理由で事故に遭い、死んでしまいます。
そのお通夜が、5人が8年ぶりに集まった真相なのです。(あ、二宮さんは違うわ)
がしかし。
このお通夜のシーンで爆笑が起こるところがピカンチです。
(もちろん不謹慎ですが、この映画だけは笑いを止められません)
皆がお棺の中のイノッチを見て涙ぐむのですが、
肝心のイノッチの顔が…面白すぎる!
もうなんだろう…普段のイノッチ大好きなのに、あのどこか抜けた顔(しかも半笑いだし鼻にティッシュ詰まってるし)
しかも、いきなり、生き返ります!
いきなりお棺からノリノリで立ち上がります!
いや、正確に言えば、
三途の川をわたりかけて戻ってきた(水の上を走って)ので生き返れたんだそう。このシーンも最高だった!
で、せっかくなので参列客を仕掛け人にして、ニセお通夜を開催するという。
この展開が最高に面白かった(笑)
遊ばせるだけかと思いきや、
堤さんまでいきなりイノッチ偽通夜の参列客役で出演し、
ぶちかましておられました(笑)
最後は1作目の主題歌、PIKA☆NCHIでエンドロール。
盛りだくさんでしたわ(笑)
やはり二宮担当としてみれば、
久々にいい演技に出会えた!と思いました。
うーん、弱くても勝てるドラマはどうしても二宮さんの演技がハマらなくて断念してしまいましたが、
今作は、改めて二宮さんの演技が光っているなぁと思いました。
やっぱり、5人と一緒に演技をしているとこの人の演技はズバ抜けて違う。
潤くんと2人きりで話すシーン。
(嵐内でこのコンビが1番好き)
なんとも言えない目の動き…表情…。
音もセリフもない中、複雑な気持ちを表現する上手さはやっぱりピカイチですね。
HP等見ると分かると思いますが、彼は今作1番見た目が奇抜です。
ヒッピースタイルで、髪は長いし民族衣装だし…。
顔が濃くないだけに違和感ありあり。
しかも、外国人の奥さんとたくさんの子供を引き連れています。
でも、演技が1番自然だから、結果的に1番普通の人に見えてしまう。
でも、やっぱりピカンチにおける面白さを考えて演じてるんだな~と。
力を抜いて楽しんでる感じが伝わってきます。
あ~、やっぱり演者の二宮さん大好き。
先日、うちのご飯はオカンさん特製ドライカレーでした。
『サフランって赤くて細い香辛料じゃん』と教える。
思ったんだけど、
自分でオカンさんに『さふらん』いうの、
恥ずかしいね(笑)
ヤンマースタジアム、晴れますように。
明日は明日の風が吹く♪