ワンコ、十戒 | もちもち

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お鼻がもちもち紺色の瞳をもつポメラニアンのブログです。

 ランが肺水腫になって2カ月が経ちます。先日獣医からこの病気は治らないと言われました。しかも、今の処置は「延命」させているに過ぎないと。まさか!?と、私はショックを受けました。
でも、受け止めるしかないのでしょうか。否、受け止められません。今はとにかく平静さを保つようにしていますが。今後は救急処置用酸素ハウスをレンタルすることになるでしょう。「そうすれば、長く生きられるんだろうか。」「そうすれば、長く生きられるはず。」「とにかく、苦しむことのないよう、心を込めて看ていこう。」と自問自答している私です。

ところで、ある人が教えてくれた犬の詩を思い出しました。作者不詳の英文詩で「犬の十戒」として一般に知られています。


犬の十戒
1. 私の一生は大体10年から15年です。あなたと離れるのが一番辛いことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです。

2. あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解する迄待って欲しいのです。

3. 私を信頼して欲しい、それが私にとって、あなたと共に生活できる幸せなのですから。

4. 私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があり、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。

5. 時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくとも、あなたの声は十分私に届いています。

6. あなたがいつも私にどんな風に接しているかを考えてみてください。あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。

7. 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができます。それでもあなたを傷つけないと決めています。

8. 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い時間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いてしまって弱ってきているのかもしれません。

9. 私が年を取っても、世話をして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。

10. 最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「いたたまれない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。