今日は生徒さんが何度切っても失敗してしまうというピースのSOS。

ガラスは真っ直ぐに割れようとするため。深いえぐりなどはこまめにカットして切り込んでいったり、
ペンチやおさえる位置によっても変わってきたり、とてもデリケートになります。
深ければ深いほど、えぐれていればえぐれているほど…難易度は一気に上がってしまいます。
そこにガラスの質感も加わってくるわけですから…大変ですよねぇ~。

基本的にステンドグラスのガラスカットはつるつるの方から切ります。
でないとガラスカッターの刃が入らないのでねっ。
(切るといってもガラスカッターで傷つけてその傷に沿って割る…という感じです)

ところがその裏面もざらざらしてたり、気泡があったり、波打ってたり…と
なかなか上手く切りにくいガラス板なども種類によってはあります。

見た目の華やかさとは対照的な難しいガラスもあるのですよー
やわらかな色をしているのに固いガラスとか…
まるで、綺麗な薔薇にはトゲがある…ってかんじですよね。

。。。話は戻って

今日の生徒さんはおうちでも意欲的に取り組んでくださっていて、
おうちでデザインしてきたりカットしたりルーターをかけたり、
復習の為に何度も同じデザインで作ってみたり…とても頑張りやさんな彼女。
その彼女がどうしても失敗してしまう…と持ってきたのですが
見てみるとさすがに初心者には難しいカットです。

一度作業をしている姿を見せていただいたところ…
問題点がいくつか見つかり伝え、やってみると…出来る。
そしてまた戸惑う…お手本を見せる…やってみると出来る。
でもやはりカット自体が難しいので、気を抜くと失敗する。。。
その繰り返しが何度かあったのですが、
あまりにも1つのピースで何度も切りなおされているようなので、
「私が切りましょうか?」といったのですが、
「いいえ。頑張ってきります!」と。(≧∇≦)キャー♪えらい!!

私はあくまでも指示したりちょっとお手本を見せただけで
結局一生懸命自分で感覚をつかもうと最後まで頑張られていました。

ただ、「ガラスを切る」という作業の中でもいくつものポイントがあり、
そして少しずつの微妙な体が覚えるまでは少し大変な分、
自分のこだわりを最大限に生かせるステンドグラスの醍醐味だったりもするのです。

日常的にはガラスを割り砕くという事はありません。
その特別製や、綺麗にスパンと切れた時の爽快感☆
かなりヤミツキな快感になっている生徒さんも多いです(*≧m≦)
やはりステンドグラスの醍醐味のひとつですよね!!

まだ始めたばかりの初心者さん。
それでも一生懸命頑張る彼女の姿勢は素晴らしく、応援したくなります。
といっても、すっごい勢いで成長されているんですよ!!
今日のカットは本来なら初心者さんには絶対無理なカットでした。
それでもある程度切れてしまう彼女は本当にスゴイナァ~と
その意欲とその成長っぷりに感心しながら、
これからの成長も楽しみに思いました♪o(^^o) (o^^o) (o^^)o ♪





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AA Atelier ANGEL(エエーアトリエエンジェル)
http://www.geocities.jp/sutendoglass_atelier_angel/

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