この時期になると、毎年母が渋柿を沢山買ってきます。体にいいからと沢山の干し柿を作るのです。母は私の体の事を考えてくれての事だと思うのですが、数が・・・。母も少し食べるのですが、それ以外の人は食べないので数が少し多いのではないかな~といつも思います。
1回約60個、それを何回か。
渋柿の皮をむいて、枝に紐を結び、熱湯で消毒して、天日でほせば出来上がりです。皮をむくときの母は、ちゃんちゃんこを着て背中を丸め一生懸命に皮をむいています。手が冷たいだろうな~といつも思い、皮をむいている時の母は、何故か?いつもより小さく感じてしまいます・・。きっと、私に食べさそうと考えながらむいているのでしょう・・・。昨日もそうですが、紐を結ぶのはよく手伝わされます。灰汁?で少し手が黒くなってしまいます。面倒くさい時にはブツブツ言ったりしてしまう私ですが、昨日も言ってしまいました・・。「買った方がはやいよ」と・・・。(;´▽`A``本当に感謝しらずです・・。
干し柿は買ったのも家で作るのも味はそんなに変わらないと思うけど、健康にはやはり、手作りなんでしょうね。天気が良いと甘い干し柿が出来るそうです。干す日数を長くすると、白い粉がふいた干し柿が出来るそうです。私は、粉がふく前の干し柿が好きです。
私の裏の庭には甘柿がなっています。母がお嫁に来た時にはもうあったみたいなので、結構古いものだろうと思います。ですから、年々なる数が少なくなっています。今年は本当に少なくなったような?感じだし、近くの林が無くなって前より鳥がよく来るようになったので、鳥に食べられたりしてしまうしね・・。でも、柿は古くなるほど甘くなると聞きますが、その味の違いが私には?です。でも、美味しいですよ。
裏の甘柿の収穫は、子供の頃は木に上ったり竹を割ったりしていましたが、今は私の体重を支えきれるとも思えませんのでもっぱら竹で収穫しています。上を見上げてなっている枝を見ないといけないので、自分の中で他の枝を折らないようにと思いながら・・・。
さくらんぼの心模様![]()