小学生から中学生の頃にかけて読んだ日本とギリシャの神話の間に、とても偶然の一致とは思えない共通点を見つけて不思議に思っていました。

 その不思議が解けた時のことを書いてみます。


 その共通点とは・・・


 男と女の神様がいて、何らかの原因で女神が死に、地獄の神様の元に行ってしまう。男の神様は嘆き悲しんで地獄の神様に女神を帰してほしいと懇願する。

 地獄の神様も最後には哀れに思って願いを聞き入れ女神を帰してやろうとするが、そのとき一つの条件を出す。その条件とは女神が地獄の食べ物を食べていないこと。

 しかし残念なことに女神は地獄の食べ物を少し食べてしまっている。これでますます難しくなってしまったが、なんとか帰してもらえることになる。

 すると、ここでもう一つ条件が追加される。それは、男神の後ろに女神がついて歩き、何があっても男神は後ろを振り返ってはならないこと。

 男神は始めのうち、我慢して振り返らず歩いていたが、後ろを歩いているはずの女神に向かっていくら話しかけても答えが無く、歩く音さえも聞こえてこないので不安になり、ついに我慢しきれなくなって振り向いてしまう。


 これらのお話のうち、2つか3つが一致しているだけだったら、何も印象に残らなかったでしょう。しかしこれらのお話のすべてが共通だったとしたら、そしてそのことに気づいたら、強い印象を受けて記憶に刻み込まれるのが当然と言うものでしょう。


 この共通点については多くの人が気づいていて、その原因として「大昔、難破した船が偶然流れ着いたとかで、何らかの交流があったからではないか。」などと少年向けの雑誌に書かれてあるのを何度か見かけましたが、私はいつも「説得力ないな」と思っていました。事実、そんな推理は想像の域を出ていません。


 何年か経って、フロイトの業績を紹介した本を読んだとき、生理的なイメージが夢となって現れることがあること、この生理的なイメージは何かのシンボルとなって現れること、などの知識を得ました。


 2つの神話の間にとても強い共通性があることを、実際に両方を読んで知っており、さらにそのことに対して何年も興味を持ち続けている、という状況にあるところへ、このフロイトの知識が入り込んできたらどうなるでしょうか。


 神秘的な夢が昔の人々にとって霊的なものとして受け取られ、民話や神話のネタになりうることは素人にだって想像できます。もちろん素人だからとんちんかんな解釈をしてしまうこともあり得るわけですが。


 さらにこの「生理的なイメージ」というものは体の構造が同じである限り、人種、言語、地域に関わりなく、世界共通である訳であり、それこそが世界共通の神話が生まれうる原因になる、と気づいたとき、私は大変興奮しました。そしてこのことは将来何かの機会に自分の意見として言ってみようと思っていました。


 しかしこのことは今ではすでに周知のこととなっているようです。あるいはもっと以前から知られていたことなのかもしれません。

 フロイト以降に産まれ、世界の神話のあいだに共通性があることに興味を持った者なら、誰でも気づき得たことかも知れないのです。

 自分の推理が正しかったということで、私は非常に満足しています。



 はじめまして。ペンギンです。他の人の動機が同じようなものかどうか、わかりませんが、人の書いた記事を読むばかりではなく、自分でも何か言ってみたい、という思いからブログを始めてみようと思いました。

 とりあえず、私が子供の頃から不思議に思っていて、最近謎が解けたこと、まだ解けてないこと、を書いてみます。


 蟻についての謎です。そう。地面を這っているあの小さな昆虫のアリです。

 といっても私は昆虫オタクではありません。単に子供の頃見て不思議に思ったことを覚えていただけです。


 小学生の頃、体長が3センチ近くもある(ように当時小学生の私には見えた)巨大なアリを2日続けて見つけてびっくりした記憶がいつまでも残っていました。

 その謎はずっと解けずにいましたが、数年前、その巨大なアリを立て続けに何匹も見たのです。

 私は非常に興奮して、ネットでいろいろ調べた結果、クロオオアリの女王アリであることがわかりました。

 子供の頃見たと思っていた巨大なアリは、見間違いではなかったのです。

 クロオオアリは、数が増えて所帯が大きくなりすぎると、女王アリを何匹も産んで巣別れをするのです。

 細かい説明は省略しますが、普通この女王アリの体長は17mm前後ということですから、個体差を考えると20mmを超える個体があってもおかしくはなく、それが小学生の目に「3センチほどもある!」と映っても不思議ではないでしょう。


 こうして「巨大なアリ」の謎は解けましたが、私にはまだ解けないアリに関する謎がもう一つあるのです。


 それはアリの行列です。普通の行列ではありません。体長3mmくらいの、ごく普通に見かける黒アリが、10数匹~20匹、つながって行進しているのを見たのです。アリの行列といえば全体として行列になってはいても個体同士は離れています。ところがこの行列は後ろのアリが触角を前のアリのおしりに触れていたのです。あるいは触れそうなほど接近していたのです。

 こんな現象はその後まったく見たことはなく、なぜそんなことになったのか、未だに謎のままです。

 これもまた、ネットで丁寧に検索してみるとわかるのでしょうか。

 今後の楽しみにとっておきます。


 今回はこれぐらいにしておきます。書くネタはいくつか持っているつもりですので、これからボチボチ追加していくつもりです。