赤ちゃんが十月十日で

生まれて来るように

季節が巡り花が咲くように

そのタイミングが来た時に

発動するプログラムがある


幾ら早くと願っても

いろんな方法を試してみても

人の力では及ばないことがある


人が自然界の様々な現象やその姿に

脅威を感じたり畏敬の念を抱くのは

世の中にはどんなに努力しようが

どうにもならないことがあると

経験的にも本能的にも

知っているからだ


いつも何とかしようとする

自我エネルギーは時に厄介で

焦ってジタバタしても

エネルギーを消耗するだけで

何の成果も得られないことがある

そして出来ない自分を責めて

ダメ出しをする


時には待つことも大事で

そのタイミングが来なければ

何をしようが始まらないことがある

ただ待つ、と言うことではなく

今できることを粛々とこなして行く


時限発動プログラムは

一瞬の誤差もなく

タイミングが来れば発動する


人間が偶然、シンクロと

捉えていることは全て必然で

この世界は完璧なプログラム通り