井上充邦のブログ -34ページ目

井上充邦のブログ

”身は平民なれども心は貴族たらん”を信条にお仕事はちょいちょいにして、文化の興隆に寄与する生き方を目指す!
ということで、劇場や美術館を根城に俳優や画家のパトロンになろうと日々地道に生きています。


お気に入りの俳優和田亮一君の主宰する劇団PEACEの第9回公演として3つの演劇集団を含む合計4団体の合同公演的な舞台を観てきました♪


細かくは良く判らないので、彼のブログから引用したのでご参照ください。(一番最後にあります)


最近流行のプロジェクションマッピングを使い、何となく戦国バサラチックなパフォーマンス舞台になりました。

もっとお金をかけるとラスベガスで上演しているような感じになるのだと思いますが・・・


三国志の武将を使って戦国バサラ!(しつこいけどこの表現が一番判りやすいと思います)


映像と演技とパフォーマンスが一体化していて、へ~って感心しちゃいました。


終演後はたまたま居合わせたエムキチビートの看板俳優 若宮亮君を巻き込んでのショット!




両手に華のデカイ美人を引き連れました。


左:PEACEの看板高橋圭亮君

右:最近加盟したものの、PEACEの作品の常連さん 小栗涼君





強面の関羽(カンウ)役石井肇君左
張飛(チョウヒ)役の福島龍一
君右




黄忠(コウチュウ)役の中村匡亮君



劉備(リュウビ)役の大坪勇太君


この他にもなじみの俳優さんたちが沢山いましたが、事務所的にNGなので、写真掲載はPEACEメンバーのみとなっております。。。



・・・舞台詳細・・・


PEACE 9th special PLAY

『DIVE@LIVEー炎ー』

ーPEACE×進戯団夢命クラシックス×ASSH×株式会社SUPEREYEー                   スペシャルコラボ!!

三つの劇団がぶつかり合い、紡ぎ出すは英雄たちの物語。

今から1800年も昔の大陸の話。
天下は三つの国に分たれていた。
劉備率いる『蜀』
孫権率いる『呉』
曹操率いる『魏』

戦いの舞台は赤壁。
海と空と炎に囲まれた大合戦絵巻。
信念と、義と、野望が天を翔る。

PEACE、ASSH、進戯団夢命クラシックスがそれぞれの国を背負い繰り出すド迫力のステージ!
そして株式会社SUPEREYEが放つプロジェクションマッピングにより戦場は加速する。
目で、耳で、体で感じる一大エンターテイメント!!
「観る」舞台から「体感する」舞台へ。                           Dive to LIVE!!

*この作品はあくまで体感していただくことを目的としていますので、DVD化の予定はございません。

企画・製作  PEACE
脚本     和田亮一
演出     RIDE
P.Mapping 株式会社SUPEREYE
テーマ曲 0TU1
殺陣総指揮 PUMP×EARTH

◆TIME TABLE:

2014年1月30日(木)~2月3日(月)

 1月30日(木) 19:30
31日(金) 14:00/19:30
2月 1日(土) 14:00/19:00
   2日(日) 14:00/19:00
    3日(月) 12:00/16:30

・31日(金)14:00の回と1日(土)14:00の回、終演後ポストパフォーマンストークショーあり。
・受付開始は開演の60分前、開場は30分前となります。


◆PLACE:日暮里サニーホール
住所:〒116-0014
東京都荒川区東日暮里5-50-5 ホテルラングウッド4F

◆TICKET:前売り:3500円 当日:3800円  学生割引:2500円(要学生証提示)
*全席指定席となっております。

◆RIDE・・・PEACE 和田亮一、進戯団夢命クラシックス 伊藤マサミ、ASSH 鵜飼主水、PUMP×EARTH 芹澤良により結成されたエンターテイメント創造ユニット。
RIDE PV
http://www.youtube.com/watch?v=54yd8fY_vSQ
◆出演
・蜀(ショク) PEACE
 劉備(リュウビ) /大坪勇太
 諸葛亮(ショカツリョウ) /高橋圭亮
 関羽(カンウ) /石井肇
 張飛(チョウヒ) /福島龍一
 超雲(チョウウン) /小栗諒
 魏延(ギエン) /和田亮一
 馬超(バチョウ) /門野翔(@emotion)
 黄忠(コウチュウ) /中村匡亮
月英(ゲツエイ) /清水智子
 阿斗(アト) /すずきぺこ

・呉(ゴ) ASSH
 周瑜(シュウユ) /鵜飼主水
小喬(ショウキョウ) /中村まい
 孫権(ソンケン) /丸山雷電
 太史慈(タイシジ) /ヒロヤ
 黄蓋(コウガイ) /青木たかひろ
 呂蒙(リョモウ) /中島大地
 孫尚香(ソンショウコウ) /井上阿弥
 甘寧(カンネイ) /昼田富彦(怪傑パンダース)
 陸孫(リクソン) /石川正人(怪傑パンダース)
鳳統(ホウトウ) /小城祐介(怪傑パンダース)

・魏(ギ) 進戯団夢命クラシックス
 曹操(ソウソウ) /伊藤マサミ
 司馬懿(シバイ) /笹岡幸司
 夏候惇(カコウトン) /芹澤良
 夏侯淵(カコウエン) /太田達也
 甄姫(シンキ) / 舞原鈴
 張遼(チョウリョウ) /岩切チャボ
 許著(キョチョ) /住吉屋力
 張公(チョウコウ) /水瀬真矢香
 悪来(アクライ) /儀間裕士
 帝(ミカド) /かおりかりん


 
・アンサンブルキャスト
PUMP×EARTH
高田紋吉
林田寛之
常光博武

金村香織
海谷ひとみ
    他

◆公演に関するお問い合わせ:

info@peace-beat.com ◆OFFICIAL SITEhttp://peaceryo530.wix.com/peace-oiffcial
『DIVE@LIVE-炎-』
PV
その1
http://www.youtube.com/watch?v=XHe7hQuN0ro
その2
http://www.youtube.com/watch?v=jwYSwKrBcJ8
その3
http://youtu.be/aVa7n2a2tmo

続き・・・・


池袋の区民会館みたいなところで、週間少年ジャンプに連載されていた『ワイルドハーフ』という漫画原作実写舞台を観ました。



プロデューサーが・・・來河侑希君といって、もとビザールという男性ダンス・演劇ユニット2代目リーダーをしていた方で、随分と久しぶりでしたが、覚えているフリをしてくれました♪


事前の予想では、イケメンを脱がせてキャーキャー言わせる舞台くらいに思っていましたが、なかなかしっかり考えているようでした。


先ずこの手の舞台ではコミックの1巻からストーリーを追っていくものですが、本作は突然何の前触れもなく獣人と人間が仲良くしていて、しかも何人も出てきます。(かなりストーリーをすっ飛ばして進んだところから始めてます)

ある程度進んだところからでないと、登場人物が少なかったり、見せ場が少なかったりで舞台として成り立たないからだそうで、來河君のアイデアの勝利でしょうね。


また出演者はほとんど初観の方ばかりで、プロフィールを見ると主役にいたっては初舞台!

って言うか単なる大学生・・・ミスターコンテストのグランプリ受賞者・・・ってか単なる大学生!!!

他にも初舞台です・・・的な子がワンサカいるので、学芸会になるのかと思いきや・・・・

演技の力量が計りにくい構成になっていて、あんまり気になりませんでした。


ただ・・・・役ごとの出演量の差が凄すぎて、この俳優さんはチケット売りに買ったろうに・・・(出番が少なすぎて出ていると友人に自慢できない感じ)といらぬ心配をしてしまいました。


なんでも、劇団四季では役に関係なくギャラ一緒ということを聞いたことがあるので、台詞量が少なくても主役とギャラが一緒なら納得できるか・・・・って思ったりするのですが・・・・

この場合はどうなんでしょうね~




引き続いて・・・・サンモールスタジオにて『リバースヒストリカ』を観ました♪


中村純也君という俳優さんとは以前から顔なじみだったのですが、俳優としてのお仕事を観るのが今回初めてだったということで・・・・


『リバースヒストリカ』は演劇集団パニッシュのレパートリーで、パニッシュプロデュースとして色んな団体で上演されている作品です。

私も3回ほど観たことがあります。




中村君は近くで観てもかなりのイケメンなのですが、劇中ではウザくてダサい役を演じなくてはならないということでイケメンを封印しての出演となりました。

本来顔の濃い方が演じる役なのですが、彼は1年間延ばした髪をパーマにして胡散臭さを出したようです。


まあ、髪もあるうちだけですから・・・・好きにして・・・・・

気が付いたらもう2月・・・あせる


一月に観劇した舞台の報告をしなくてはと思いつつ・・・・


というわけで、一挙に紹介! (出演者の皆様扱いが雑でごめんなさいガーン


何となく記憶が定かでないところもあるので、観劇順は気にせずに行きます。



先ずは『男おいらん 朗読』を観ました。

朗読ですが、ちょっとした動きがあります。

ダンスもありました。

舞台版とキャラの相関関係や、性格が多少異なっておりますが、ストーリーはもっと大きく変っていて、そういうのもありだと思いました。(完全に別のお話として観るといいみたいです。)

アフタートークは千秋楽ということもあり会場バラシの都合でかなり端折られたような感じで残念でした。

3月の本公演が楽しみです♪


で下北沢本多劇場で武田航平君の主演舞台『有頂天家族』を観ました。



昨年の1月には博品館で『詭弁 走れメロス』という舞台がありましたが、制作が一緒のようです。

ということはきっと面白いに違いないと思い、思いっきり当日券にチャレンジしました。

なんと補助席ということで前から2列目結構センターをゲットニコニコ

武田君ナイス合格




さて、大好きな劇団 エムキチビートの本公演『黎明浪漫記譚』




吉祥寺シアターが感動の渦に巻き込まれました。

危篤状態に陥った父親の最後の夜に、それまでちょっとした感情の行き違いで疎遠になっていた息子が、父親の記憶の中を覗き込んでしまい、それまでのわだかまりが一挙に解けるという一夜の奇跡を描いた舞台でした。


父親の語ることのできなかった思いが走馬灯のように映し出される感動的な舞台でした。




終演後はお馴染みエムキチビートの看板俳優 若宮亮君との2ショット♪



日ごろから親しくしているオフィスクロキさんの所属俳優さんが3人出演していた

ミュージカル座の『コクピットプロパガンダ』を光が丘のINAホールで観ました。


東側と西側に分断された国家間の亡命物語で、その中間地点にあるコクピットという施設の中でどちらにも行かない人々が暮らしていて・・・・でも宗教的な結びつきを持っていて・・・・

突っ込みどころ満載ですが、それはおいておいて・・・


社会主義と自由主義という単純なお話ではなく、双方から亡命者が出て中間のコクピットで騒動を起こすという一ひねりあるストーリーでした。

物語では自由主義は実は独裁者が居る国として描かれ、必ずしも良い国という設定ではないところがスパイスになっていました。




この舞台では普段社会派の舞台に出演している形桐レイメイ君が歌って踊っているところを初めてみたり、



体は大きいが意外に動ける森山大輔君が相変わらず健在なのを確認したり、



相変わらず神田恭兵君のお歌がお上手なのに感心したり・・・・


何よりコクピットの人々が踊る奇妙な踊りが、悪夢のように頭の中でリフレインしたり・・・・


非常に興味深いミュージカルとなっていました。



つづく・・・のか?

いや~ 新年早々バタバタでブログの更新をすっかりサボっておりまして・・・・あせる


そうは言ってもしっかり観劇は続けておりますニコニコ


今年の観劇初めは、お亡くなりになった大女優淡路恵子さまのご長男島英津夫氏が主催する劇団の公演でした。座長の島さんの義父が萬屋錦之助さんということもあり、萬屋錦之助一座「ざ☆よろきん」を創ったのでしょうね。


平成時代劇をテーマに江戸の火消しと吉原の遊女を主軸に展開されるシリーズを上演してきました。

今回は池袋グリーンシアターの3つの劇場を全部使って3つの作品を一挙上演しておりました。

主要メンバーは他の劇場にもゲスト的出演をしていたのだそうです。


スケジュールの都合で2作品しか観れなかったので、ちょっと残念でした・・・・





先ずは、シトミ祐太郎君が結構メインで出演した『晒場慕情』編



シトミ君とはイケメンドリームライブという通称イケドリ時代からの顔見知りですが、最近益々色気が増してきて良い俳優になって来ました。


劇中では非常に心に残る役どころを演じきりました♪



引き続いて、『火消哀歌』編



メインキャストの子供時代を同一人物が演じているのが、非常に気になって・・・14歳という設定なのに幼稚園児のような演技プランなのが気になって・・・・回想シーンって難しいものですね~


でもストーリーはとっても良かったです。

火消しの覚悟という男意気ってヤツにホロりと来ました。








ちーっす!


白川誠二です。


今日は東京ドームシティーのプリズムホールで開催している『トッキュウジャープレミア発表会』に来たっす!


初日の午前中なのに、会場は大混雑。


ゴーバスターズのレッドバスターもどきの兄ちゃんやキョウリュウジャーのレッドのキングみたいな人がいたりで、盛り上がっています♪



今回の主役は、この5人!




とはいうものの、ある種お祭りなので、トッキュウジャー以外の戦隊ヒーローのグッツも満載っす♪


う~ん・・・ほっ 欲しい!!!



コスプレ用の衣装???

販売するっすよ!

た・・・高いけど。。。




でい!


関連商品の定番。

ソーセージ!!!!




うおっとーーーーー


キョウリュウジャーだーーーーー


ガブティラもいるっすね~




のわんとーーー


ゴーバスターズもいるっすね!!!!



肝心の発表会は撮影禁止なので・・・・


代わりに俺様がーーーーー


変・・・身ーーーー




発表会は定番の番組紹介映像から、アナウンサーか声優さんかっていう感じのお姉さんが「みんな~」って元気良く挨拶していると、どこからともなく悪そうな気ぐるみが現れて・・・・


ちょっとしたヒーローショーの後、ヒーロー俳優による挨拶。

お隣のGロッソでショーをやっているキョウリュウジャーが激励に駆けつけ、主題歌の披露・・・


安心の定番ってやつっす!


そのうち自分も・・・・


お仕事待ってます。



以上、白川誠二がレポートしたっす。。。







(注)写真掲載については許可を頂いておりますが、本文は本人とは全く関係なく当方でつけました。本人もいたってこんな感じの方ですが・・・




白川誠二君のブログ  http://profile.ameba.jp/sinrakendo/











6)がっかりオブザイヤー賞



   『My Way』 吉祥寺シアター 

『ライクマイファーザー』 シアターグリーン

『不毛会議』 シブゲキ

   『笑月』 ハーモニックホール

   『スリルミー』 銀河劇場 

   『ブッダ』 シアター1010

   『ドリアングレイ』 オーチャードホール


がっかりするというのは事前の期待値が高かったということに他ならず、決して作品がダメだったということではないのです。


My Wayは冒頭戦地帰りの司令官が平時に耐えられなくなり自分の世界にこもってしまう場面から始まり、妖しいトキメキを覚えたのですが、本編が始まると、何事もなかったようにコメディタッチに展開・・・何かもったいないような気がしました。


『ライクマイファーザー』は脚本家が途中で投げ出したかのようなシュールな作品となりました。思い返して見ると決して悪くは無いようなきがしますが、もう一度観ろといわれると・・・・多分別の作品を観るでしょう。俳優さんたちは真摯に向き合っていたのが印象的であり、哀れでもありました。


『不毛会議』は見終わってみても主題が良く判らない作品でまさに“不毛”の一言です。


『笑月』は期待値を高く設定していたので、がっかり感が半端なかったです。

俳優陣はともかく芸人チームは努力が必要でしょう。台本ではなく演じ手に問題ありです。

この素材を使ってここまでまとめた演出家の苦労をねぎらいたいと思います。


『スリルミー』は内容云々より劇場が合わないことの悲劇の象徴でしょう。もともと小劇場・・・劇場とも呼べない空間で上演されていましたが、人気が出たため銀河劇場に進出しました。そもそも2人しか登場人物がいないのですから、そんなに大きな劇場で間が持つわけも無く・・・・最前列で観ましたが、これが後方だったり2階席3階席だったりしたら、多分途中で帰っていたでしょう。小劇場に戻ってきたら見てみたい。


『ブッダ』・・・スミマセン。良く判らないです。。。意味が・・・


『ドリアングレイ』結構大きなホールでしたが、後方席だったので、良く見えなかったというのが正直なところでしょうか。やはり演劇は唾や汗が飛んでこようと間近で観たほうが面白いということの象徴でしょうか?それにしても長かったという印象しかありませんでした。



思い返してみて・・・思い出せない作品も結構あるなか、これらの作品はがっかりしたという思い出をくださいました。中には怒りを覚えた作品もありましたが、今では良い思いでです。というわけで、2013年も楽しかったです。


2014年はどのくらい舞台が観られるかな~♪

舞台マイベストイヤー賞


2013年は全部で129作品観劇しました。

心に残る作品も数多く、ノミネートのために羅列してもつまらないので、それぞれの歓心した所見を踏まえてご紹介します。




<上演規模>

 『ダブルブッキング(デニスホッパーズ編)』 劇小劇場 

 『ダブルブッキング(天空旅団編)』 本田劇場

 『ダブルブッキング(制作編)』 楽園

かつて新宿紀伊国屋ホールと今は無きシアタートップスの2会場を同時使用してのダブルブッキング!

今度は下北沢を舞台に3会場に増やしての上演です。しかも全部面白い!



<箱と内容のマッチング>

    『したごころ』 エビス駅前バー

再演ですが、キャストを総入れ替えしえの上演でした。2名ほど役を換えての続投の方もおられましたが、役割が替わることで見え方も変ります。本物のバーでの上演ですので、様々な制限がつくのですが、その分面白さも倍増します。最前列から役者までの距離がほとんどなく、自分も登場人物になった気さえします。

上演時間は60分と短めですが、見ごたえ十分な良い作品だと思います。



<予想を裏切るドンデン返し>

    『パンジーな乙女』 ザムザ阿佐ヶ谷

    『彼女が服を着た理由』 スペース107


それなりに舞台を観てくると、何となくストーリー展開が見えてしまうことがあるのですが、その予想のさらに上を行かれたとき、驚きと共に感動が涌いてきます。そういった意味でこれらの作品には驚きと感動を頂きました。



<再演物だがやはり良い>

    『ゴーストインザボックス』 上野ストアハウス

    『男おいらん』(蓮組・華組・鏡組) 笹塚ファクトリー


再演物なのでストーリー展開はわかりきっているのですが、良いものは良い。『ゴーストインザボックス』は今回ダブルキャストにしてキャストによる味わいを加味しましたが将来的には2会場同時上演に向けてスケールアップしてもらいたいですね。

『男おいらん』はやはり小劇場で実際に舞台を観ることの悦びを改めて教えてくれる作品でした。妖艶にして耽美!秀麗な作品です。初演とストーリーが変り、完成度が増しておりました。変更点については賛否があり、一概に良くなったとは言えないと感じました。

主役2人を軸に考えると悲恋物は正解です。切なさこそがBLの華!



<感動的なモチーフ>

    『赤い壁の家』 本田劇場 

    『ふたご星流星群』 ラポール

    『ReRise』 笹塚ファクトリー

    『猫と犬と約束の燈』 紀伊国屋ホール


トラウマや思い出は良きにつけ悪しきにつけ舞台作品の大きなテーマの根幹をなします。『赤い壁の家』はポンペイと福島という一見かかわりのない二つの都市が交互に登場し、非常にシュールで、夢落ちテーマかと思って観ていたら、どちらも地震によって一瞬にして多くの人の命も、思いでも奪い去られた都市という共通点を祖父母と自分、二つの都市という時空間をねじ曲げてのストーリー展開だったという予想も出来ないが言われてみれば大きな感動と共に理解できた作品でした。(全編シュールでちょっと長いのが欠点ですが)。『ふたご星流星群』は俳優さんによる作演出舞台で、宮沢賢治の作品にインスピレーションを得ているのだそうです。派手ではないが、ホンワカとした良い作品でした。出演者もそれなりになかなか揃えていたように思えます。

ReRise』は新作ではないのだそうですが、橋という異界との境界線を利用して人のトラウマに侵入した作品になっておりました。

出演俳優が揃わず一人二役をする人が出たと後から聞かされましたが、ストーリー展開上その方が良かったと思いました。

『猫と犬と約束の燈』はテーマが感動的でボロボロと泣いた記憶があります。ただ展開にタルイ部分が散見されましたので、もう少し登場人物とストーリーの整理をしていただきたかったです。


<ハラハラするストーリー展開>

    『ラジオキルドザラジオスター』 俳優座


随分とショッキングなストーリー展開で常にハラハラし通しだったのを覚えています。残念なのは、その割にはオチがしょぼかったような・・・・



さて、オブザイヤーですが・・・・


『男おいらん』の堂々受賞です。

3つの組があり、それぞれに良さはありましたが、演技プランと容姿にハマり具合からあえて華組を選びます~♪


次点は

 『ダブルブッキング(デニスホッパーズ編)』 劇小劇場 

 『ダブルブッキング(天空旅団編)』 本田劇場

 『ダブルブッキング(制作編)』 楽園


3作品まとめての受賞!こちらは単体ではなく全部まとめたときの衝撃に受賞対象とします。



4)ミュージカルマイベストイヤー賞


もともとはオペラが好きで、知らない間に『オペラ座の怪人』と『レ・ミゼラブル』に魅了され、知らない間にミュージカル好きになりましたが、ここ3年のマイベストイヤーを読み返してみるとミュージカルより演劇の方が、しかも大劇場より小劇場の方が好きになっているような気がします。2013年を振り返ってみても、あんまりミュージカルは観ていないので、やはり好みが変ったのだと思います。

ミュージカルは楽曲が入るためどうしても大規模になってしまいますし、上演時間も長くなるので体力的に辛くなってきているのでしょうかね~

正月早々『光化門恋歌』(明治座)と『ウェルテルの恋』(赤坂アクトシアター)の韓国ミュージカルを観劇しました。歌がダントツに良いですね~♪

最近では韓国演劇を常設で観ることのできる専門シアターが出来たようですので、今年は拝見してみたいと思います。

ストーリーも非常に判り易く作ってあるので、特に恋愛部分については、愛というだけでそこまで出来るの????と突っ込みを入れたくなるほど純に溢れております。


海外物の再演としては『シラノ』(日生劇場)、『スウィーニートッド』(青山劇場)を観ました。目新しさはないものの、安定した感動を与えてくれました。ただ今回は『レ・ミゼラブル』(帝国劇場)は演出が変っての上演ですので、2013年の演劇界の最大の話題だったのでしょうね。なかなか良い出来でした。

再演でいうと、和物の『ひめゆり』(シアター1010)はもはや夏の風物詩という感が出てきましたが、改めて良い作品だと思いました。


海外物の翻訳上演で今回日本初演として、『二都物語』(帝国劇場)、『ロミオとジュリエット』(シアターオーブ)、『モンテクリスト伯』(日生劇場)などを観劇しました。



どの演目も日本人キャストで考えられる最上の俳優を起用しており、日本演劇界のスケールを楽しませていただきました。全体的に歌唱力では韓国キャストに劣る気がしますが、スター性を考えるとまだまだ十分に勝負できるのではと期待させていただきました。


そんな中で、ミュージカルマイオブザイヤーは・・・・・


『レ・ミゼラブル』 帝国劇場 でしょうね~

大作ミュージカルも上演されておりましたが、これというのがありませんでした。『レ・ミゼラブル』は新演出ですが再演ですし・・・・新演出は押しなべて良いと思いますが、映画の影響を受けているのか、エンターテイメント性は増したものの舞台ならではの醍醐味が薄れたような気がします。特に1幕最後の「ワンデイモア」に不満が残ります。

 ここに特に映画の影響を感じました。初演演出では抽象的に個々の心情の露土が寄り集まり一つのうねりになるところが秀麗でしたが、カット割りのような感じになり個々がバラバラのまま終結していくように見えました。作品力が散漫になってしまったような気がして残念でした。


う~ん・・・でもちょっと不満が残ります。。。


3)主演俳優マイベストイヤー賞


俳優ベストイヤーの中で特に“主役”として輝いていた方から、さらに特別に選びました。


先ずはノミネート



武田航平君 『詭弁 走れメロス』 博品館劇場  

 阿部裕さん 『バサラ』 シアターグリーン  

    岩崎孝次君 『青春ガチャン』 上野ストアハウス 

    松田稜君  『ジパングパイレーツ』 あうるすぽっと  

    石井良太君 『男おいらん 華組』 笹塚ファクトリー  

    白川誠二君 『野々宮弥勒の事件簿』 高田馬場プロトシアター 

久保田秀敏君『心霊探偵八雲』 青山円形劇場 




武田航平君 『詭弁 走れメロス』 博品館劇場  

 2013年観劇始めの作品でした。簡単な歌が入った音楽劇で、武田航平君の芝居あり、ダンスあり、歌あり、ヌードあり・・・と武田航平という俳優の魅力を存分に堪能できたのではないでしょうか。その前の年に戦国バサラの実写ドラマで主役を務めており、見事な腹筋を披露しておりましたが、本舞台では役作りのためちょっとたるませたのだそうです。(引きこもりで何のとりえのない大学生役)それにしても終盤の桃色のブリーフ一丁で「美しく青きドナウ」に合わせて踊るシーンは今思い出してもシュールです。



阿部裕さん 『バサラ』 シアターグリーン  

 シェイクスピアを日本の戦国時代に移して上演する舞台というのがチラホラありましたが、本作もその一つでした。ハムレットを武田勝頼公に翻訳したのを見ましたが、戦国時代に裏切りとか不義とかを責めても・・・・って感じでしたが、マクベスを翻訳した本作では、下克上の時代と相まって非常に納得の良くストーリー仕立てになっておりました。阿部さんは見た目がとっても恐い方で、声も地獄の魔王さまみたいなので、武将が良く似合うこと!

まあ、恐っかねえのなんのって~ そういえば、『ひめゆり』で鬼軍曹を演じておりましたあ、それも恐いのなんのって・・・・本当は優しくて良い方なのですが・・・・

ドハマリでした。。。




岩崎孝次君 『青春ガチャン』 上野ストアハウス 

 いい男祭りで注目したので、早速観劇しました。出番自体が多くなかったのがちょっと不満でしたが、堂々の主役ぶりでした。いいヤツだけど何となく頼れるヤツ・・・でも死んじゃった!

ホンワカとした俳優さんだなと感じました。



松田稜君  『ジパングパイレーツ』 あうるすぽっと  

 こちらもいい男祭りで紹介され、注目した俳優さんです。まだ若いのにトークがしっかりしているのです。振り返ってみると結構舞台に出演していました。本作は再再演で3代目の主役なのですが、容姿に似合わずワイルドな役もこなすのですね。。。

現在は仮面ライダー鎧武に出演中です。




石井良太君 『男おいらん 華組』 笹塚ファクトリー  

 本作は再演もので、初演に続き主演を務めておりました。

前回はダブルキャスト、今回はトリプルキャストでの上演なので、どうしても他の方と比べてしまうのですが、容姿的にも演技プラン的にも最もしっくりくる役作りをしているように感じました。



白川誠二君 『野々宮弥勒の事件簿』 高田馬場プロトシアター 

デビュー前からの知り合いでしたので、もはや今回の主役が決まったとき、PTAの心境でした。実際に役の持つ雰囲気と彼自身の持つ雰囲気がマッチしているので、ハマり役だと思いますが、会場のキャパや客席の雰囲気等を拝見すると必ずしも商業的な目的を全面に押し出した演目ではないような気がしました。



久保田秀敏君『心霊探偵八雲』 青山円形劇場 

本作はシリーズとして何度か上演されているもので、3代目の主役となります。河合龍之介君、中村誠二郎君といった名だたる舞台俳優が務めているため、プレッシャーは半端なかったと思います。非常にさっぱりした印象の容姿なので、クド過ぎる演出をされてもすっきり観ることができました。本作の原作は非常にクドいのです。。。

舞台版では台詞が整理されていて一様に見易く感じました。

舞台の主役自体はかつて東京俳優市場の上演にて務めているので、初めてというわけではないのですが、短期間に伸びてきた感があります。

過去のお二人と比べたとき知名度が劣ってしまうのですとても残念ですが、頑とした主役としての存在感を感じました。



これもなかなか甲乙付け難いのですが、選考の基準として、“ハマり役”“当たり役”を設定しました。ハマリ役という観点は“他に替わる者が居ないほど”が最上級。当たり役はその俳優にとって本作がブレイクのきっかけになったりターニングポイントになったりするのかという基準です。


武田航平君の場合、他の俳優では容姿容貌から言って確かに他に替わる者が見当たらない点は高く評価できますが、仮面ライダーキバのインパクトを考えると彼の芸歴に影響があるとは思えません。


阿部さんの場合も主役は初めてではないし、他にも代表作はありますが、作品の持つ世界観と阿部さんの創り出した雰囲気のハマリ具合は抜群でした。


岩崎君と松田君はサンプルが少ないためなんとも評価点が付けられないのですが、今後注目すべき俳優だと感じております。特に松田君は再再演舞台のためなかなか評価が難しいですね。


石井君は再演とはいえ、初演からの主演ですし、私の記憶上主演舞台は初めてのような気がします・・・(他にあったらごめんなさい。逆に教えてください。)その後の彼の芸歴にどのような影響があったのかまだ不明ですが、今後に間違いなく彼の代表作品として堂々と芸歴にくわえるべき作品になったと感じます。


久保田君に関しては本作だけを見ると非常に良いと思うのですが、過去の亡霊が・・・・

どちらも凄い方々でしたので・・・他に代わりが居ないか?という部分に若干の弱みを感じます。でも立派な主役でした。


白川君に関しては作品の上演規模がちょっと弱く、もう一頑張り欲しいところです。しかしながら彼の芸歴の立派な第一歩になったことは確かだと思います。このまま積みかさせていただきたいと願っております。


ということで、ダントツにこの方・・・というのが居られない中・・・・決めちゃいます。


主演マイオブザイヤーは・・・・じゃじゃん!


石井良太君 『男おいらん』での受賞です!


次点は 阿部裕さん 『バサラ』での受賞です!


2)俳優マイベストイヤー

個人賞からノミネートです。私の心をトキメかせてくれた俳優さんに贈らせていただく賞です。


先ずはノミネートから

 桜野裕紀君

若宮亮君

粕谷佳五君

岩崎孝次君


以上の4名です。


桜野裕紀君 『戦国ホストクラブ』 笹塚ファクトリー ゲスト出演


本年の出演頻度が極端に低く、非常にもったいない人材だと思います。本作においてもゲストとして1日限定の出番だったそうです。それだけに爆発力が大きく、心に刻まれた演技でした。


若宮亮君


色・艶・華の三拍子は今年も健在でした。成分の90パーセントが爽やかで出来ているので、何をやってもウザくならず、クドくならず、気持ちよく見られます。今年のエムキチビート本公演があまり心に刺さらなかったので、強い印象がないのですが、年間を振り返ってみると、最も多くの舞台をこなした俳優であることは間違いありません。これが彼の評価なのです。



粕谷佳五君


華とか色とかいうレベルではなく、とにかく凄い演技を見せてくれます。彼も成分のほとんどが爽やかで出来ているはずなのですが、役によって本当に腹黒く見えたり、狂気に見えたりで、本当に凄い・・・恐い・・・・やっぱり凄い俳優さんです。



岩崎孝次君


ノミネートした俳優さんの中では唯一の20代です。他のノミネート俳優さんに比べると未知数の部分もありますが、2014年に期待させていただきます。

ちょっとワイルドな風貌に切なげな表情が乙女の心を鷲掴みにするのでしょうか。

“愁いの貴公子”と呼んでも良いのか???


非常に甲乙付け難いのですが・・・・俳優の凄みを感じさせてくれた・・・・・


粕谷佳五君!   俳優マイベストイヤー受賞です!!!


次点は最多出演を飾った若宮亮君です。