由緒ある京都の寺社や城に現在の作家たちが様々な作品を展示し、伝統空間と現代美術がひとつになるというユニークな企画が昨年に引き続き開催されました。
最終的には一寺一作家による「京都ビエンナーレ」の実現を目標にしているとのことです。
”日本の美とこころ ~過去・現在・未来~ 序破急 その弐【破】”をテーマに今回は二条城、清水寺、泉湧寺、圓通寺の4会場で開催されました。
まず訪れたのが二条城。二条城は言わずと知れた徳川幕府の京都における一大拠点として徳川家康公が築城し、15代将軍徳川慶喜公が大政奉還したところで有名です。
現在は国宝にして世界遺産という2つの冠を頂く名跡となっております。
到着してチケットを買おうと思ったら、時代行列のようなものが・・・
場内の施設に結構式場があるようですね。。。贅沢です。
そんなこんなで今回の会場は、お城の旧台所・・・と言っても巨大です。
(玄関ロビーです。)
会場内は、結構人がいたのですが、そんなことは全然気にならないほど静謐で、400年という歳月に耐えた建物と今生まれた美術品とが共創し合って、神秘的な空間を作っていました。
玄関上がっての広間・・・
屏風絵ですが、薄暗がりで下からライティングされると、立体的に見えて、ド迫力です。
こちらの龍もド迫力です。
2人の別の作家のコラボ・・・というわけでなく、単に同じ部屋の展示。
さてせっかくなので二条城を見学して、次の会場清水寺に参りました。
清水寺はタクシーでも結構離れた場所までしか行けず、結局ゴタ混みの清水坂を人混みを縫って駆け上がり・・・
ここの会場は普段公開されていない経蔵を使っての展示でした。(宗教施設のため写真が撮れませんでした)
お城と異なり、仏像が真中にドカッと鎮座ましましております。そこに現代アートがあっと驚く感じに・・・
これがまた結構調和していました。
考えてみれば寺はかつてその時代の最先端を示すもので、新しい文化、習慣といった美意識をふんだんに取り入れていたのだから、いく層にも異なる時代がミルフィーユのように積み重なっても全く違和感なく調和するはずなんですよね。。。
そういえば、夏に奈良に行ったときに、薬師寺の境内でコンサートを開催するとかで、椅子やライトの設置をしていたのを見たことがありますが、お寺が単なる過去の遺跡ではなく、現在も息づく生きた空間なのだというあらわれなのでしょうか。





