1/14 名古屋友弦合奏団定期演奏会~電気文化会館 | はやとんブリッジの音楽散歩♪

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主に、私の聴きに行ったコンサートの感想を、素人なりに書きたいと思います。あちこち聴きに行くので、実際に散歩しているようです(笑)。

今日の午後、電気文化会館での、名古屋友弦合奏団第23回定期演奏会に行きました。

バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048

美しく華やかで、リズミカルで、ヨーロッパの宮廷の優雅さ、趣を感じました。

ヴァイオリンの高音、チェロ、コントラバスの低音、チェンバロの美しく繊細な音色が、見事なハーモニーでした✨

シューベルト ヴァイオリンと弦楽のための
ロンド イ短調 D.438(ソリスト 大澤 愛衣子さん)

シューベルト19才の時の作品だそう。ソリストの奏でる、美しく、明るい軽快なメロディーを繰り返し、若さを感じました🌱

めいこさんが楽しくリズミカルに演奏するのが印象的で、同時に気合いが入り、大胆さも感じる演奏でした✨

今日はめいこさんのお父様はもちろん、弟さん、妹さんとの共演になり、めいこさんには色々な想いがあったかもしれませんね。

切ないメロディーもあり、若者の喜びだけでなく、苦悩も表現されているようでした。

明るく楽しいメロディーが耳に残りました🎵

入場時にプログラムで知ったのですが、紫竹友梨さんものり、陰ながら支えていました。

グリーグ 2つの悲しき旋律 Op.34
1.傷ついた心

切なく哀愁漂うメロディーが傷ついた心を表すよう。チェロ、コントラバスの低音が効果的で、ヴァイオリンの切ない音がそろい、美しさを感じました。心にジーンと来るものを感じました✨

2.春

ゆったりとしたヴァイオリンの重なる音が心に染み、冬の寂しさを表現するよう。

少しずつ春になる感じで、音の重なりが美しく、素敵でした✨

音の余韻、響きも楽しめました🎵

モーツァルト ディヴェルティメント ヘ長調 
K.138

大編成での演奏。モーツァルトらしく、明るく華やかで、楽しく跳び跳ねるよう。

切ない響きもあり、ヴァイオリンの高音、チェロの深みのある音とのハーモニーが絶妙でした☺

楽しく、耳に残るブラボーな演奏でした👏

レスピーギ リュートのための古風な舞曲と
アリア 第3組曲

1.イタリアーナ

穏やかで美しい音色で、心温まる音色が心地よかったです☺

2.宮廷のアリア

切なく哀愁漂うメロディーから、華やかで優雅、踊るように🎵

再び切なく、チェロの深みのある音が切なさを際立たせるようでした。そして、再び華やかになった後、切ないメロディーに合わせて終わりました。

3.シチリアーナ

切なく美しい音色で感動的でした。ヴァイオリンの美しい音色が繰り返され、チェロのメロディーになるシーンもありました。静かに終わりました。

4.パッサカリア

ヴァイオリンでかっこよく。メロディーをヴィオラ、チェロに受け渡すようなシーンもありました。圧巻で、ずっと聴きたい曲でした🎵

アンコール バッハ G線上のアリア

これだけの数の弦楽器がそろうと、迫力がありました。美しい音色で心に染み、心が洗われました✨

内容が濃くて大満足でした☺

指導歴50年、という大澤美木団長の下、長年培われた重みを感じ、素晴らしいコンサートでした👏

めいこさんの「怒涛の演奏会ラッシュ」、2/28のYoseコン、3/11のレスピーロ、3/23のトリオスパークルも楽しみにしています🎵

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