今日宗次ホールでの、奥村愛さんのヴァイオリンリサイタルに行きました。私は奥村愛さんの演奏を聴くのは、今回で3回目でした。
宗次ホールでのコンサート、ということで、奥村さんは本番前にCoCo壱で納豆カレーを食べたそうです(笑)。
ヴァイオリン 奥村愛さん
ピアノ 三輪郁さん
前半
バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第1番 ロ短調 BWV1002
心に響く、ゆっくりとした荘厳なイメージで、教会で礼拝をしているような厳かな曲でした。
モーツァルト ヴァイオリンソナタ 第26番
変ロ長調 K.378
明るく華やかな曲で、美しいピアノの音色とヴァイオリンの切なく美しい音色が絶妙で、ヴァイオリン、ピアノのそれぞれのメロディーでテンポ良く、爽やかに心地よいうっとりさせられる素敵な曲、演奏でした✨
後半
フォーレ ヴァイオリンとピアノのための
ソナタ第1番 イ長調 作品13
奥村さんはこの曲を学生の時に初めて聴き、その時にいつか弾きたいと思っていたそうです。
ピアノとヴァイオリンの美しく、明るく華やかな音色で、叙情的な世界が広がり、ロマンチックで素敵な曲でした☺
途中でピチカートが効果的に隠し味的に使われ、ピアノの音色に彩りを添えるような所も印象的でした。
ヴュータン バラードとポロネーズ 作品38
穏やかなヴァイオリンの音色で始まり、ヴァイオリンとピアノとの掛け合いで徐々に盛り上がり、楽しく変化しました。
美しいピアノの音色とヴァイオリンの少し切なさを時々感じ、美しいロマンチックな情景が目に浮かぶようでした。
リズミカルで楽しくなり、美しくかっこよくなり、盛り上がって終わりました🎵
アンコールは、奥村さんの「原点」という、 エルガー 愛の挨拶。私も好きな甘美なメロディーはステキで、幸せ気分で心が温かくなり、終わりました🎻
終演後に、購入したCDにサインして頂き、大切にしたいと思います。
ホールを出ると雪がちらつく中、心は温かくなって帰りました。
2018-21