1/9 宗次ホールランチタイムコンサート~卯野杏実さん、酒井黎子さん | はやとんブリッジの音楽散歩♪

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主に、私の聴きに行ったコンサートの感想を、素人なりに書きたいと思います。あちこち聴きに行くので、実際に散歩しているようです(笑)。

今日は仕事前に、宗次ホールの二台ピアノのランチタイムコンサートに行きました。

ピアノ 卯野杏実さん
             酒井黎子さん

(2台ピアノ) モーツァルト/グリーグ編 
              ピアノソナタ  ハ長調 K.545 第1楽章

明るく華やかで、軽快なメロディーの曲で始まりました。

(連弾) ドビュッシー 小組曲より
            「小舟にて」  「バレエ」

美しい音色で、「小舟にて」は、暖かい日差しの青空の下、優雅で楽しげに舟遊びをする中で、日差しが水面にキラキラ✨と写るようなイメージで聴きました。

「バレエ」は、リズム感良く、軽やかに楽しそうに踊るダンサーのイメージでした。

どちらも曲を聴き、印象派の絵画が描けそうな素晴らしい演奏でした🎵

(2台ピアノ) 
ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」より
プロムナード、卵の殻をつけた雛鳥のバレエ
リモージュの市場、キエフの大門

お馴染みの名曲ですが、何かが始まる期待感を持たせ、よちよち歩きの雛鳥のかわいらしいダンス、市場の活気ある様子、最後は新年の幕開けにふさわしい、美しく、ワクワクさせるものを発見する、キラキラとした感じの素敵な曲でした✨

色々な絵画を描けそうなイメージしながら聴きました☺

(卯野さんソロ) 
ラヴェル 「高雅で感傷的なワルツ」
                第1、4、5、7曲

明るく華やかで、美しい感じの中に、少し哀愁を感じました。美しく優雅に流れるメロディーから、切なさを感じながら、最後は少し激しく、盛り上がって終わりました🎵

(酒井さんソロ) 
リスト 「2つの演奏会用練習曲」S.145より
  「森のささやき」

穏やかで、幻想的、心地よい陽気の中の森で、美しく心地よい音色が響き、太陽の暖かさ、小川のせせらぎ、そして奥に進み、大木の迫力を感じさせる重厚感を感じる演奏でした✨

(2台ピアノ)
J・S バッハ 「主よ、人の望みの喜びを」

お馴染みの名曲ですが、曲の流れ的に、森を抜け、村の小さな教会⛪で、美しいステンドグラスから暖かい木漏れ日が感じられ、荘厳さを感じました。

アレンスキー 2台ピアノのための組曲 
                        第2番「シルエット」Op.23より
「コケットな女」、「夢見る人」、
「バレリーナ」

楽しげに始まり、夢見心地で幻想的に、心地よい眠りの中で楽しい夢をみて、幸せそうに眠るイメージがしました。最後は軽やかにリズミカルに踊るダンサーが、次第に激しく踊るイメージで終わりました🎵

アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第6番。明るくリズミカルで、気分が盛り上がりました。

ピアノ2台の美しく、厚みを感じる音色で、音楽を聴きながら美しい絵画を描くような、癒されて楽しいひとときでした☺

「晴れ☀女」というお二人の美しい演奏は、ブラボー👏でした。