ハネムーンから帰国してすぐに、旦那君は長期出張に出かけて行った。
あんこは諸用をこなしつつ、再びクリニックへの通い始めた。
片道2時間。
遠距離ではあるけれど、通院後には母が1人で
住んでいる実家へ必ず顔を出すようにしていた。
通院に合わせて実家に寄るせいで、頻繁に立ち寄る娘に疑問を
持つだろうと…と思い、母にはダメ元で不妊治療を始めた事を
早い段階で伝えていた。
が、
年齢も年齢なので、期待はしないで欲しい!!
とも伝えていた。
「全然、期待してないわよ〜。」
と母は言う。
反対もしない感じ。
以前、甥っ子の嫁が不妊治療をしている事について
「そこまでして子供が欲しいのかしら?」
って否定的な事を言っていたのにね。
自分の娘の子供は、また違うらしい。
期待しないとは言いつつも、やはり孫の顔を見たいってのが
本音なのだろう。
その気持ちは分かる。
だってあんこもおばーちゃんになりたいから!
自分の子供は、間違いなく厳しく育てるだろうけど
孫は、もーただただ可愛がりたいのだ。
多分、わがままな孫になるだろうな…って妄想するけど
きちんと教育するには親の役目だと思っている。
いつか母に孫を抱かせてあげたい。
数年前に他界した父には抱かせてあげれなかったから
尚更にそう思う。
でもその確率は決して高くない。
っていうか現実は厳しい。
でもあんこは、あとで後悔しないように
出来ることは精一杯やりたいのだ。
日々、不安しかないけどね。
