クリニックへ通院したある日、塩先生に言われた。
「そろそろ体外受精してみましょうか。注射を始めて…。」
よっしゃー。
いよいよだわ。
って思ったけど、
あんこ 「先生、あんこ○月○日からしばし旅にでます。
機内に注射持ち込むのって、色々事前申請必要な気が…。」
塩先生 「あ、そう。じゃ、今回は体外受精やめましょう。
あんこさんの身体の調子良さそうだし、
人工授精試してみる?」
先生の提案にあんこは乗りました。
あんこには時間がない。
可能性は少ないかもだけど、ゼロじゃないなら出来るものは
試してみたかった。
それに、お値段的にも気合いを必要としない金額なはずだし。
ただ、一つ困ったことが。
もしも、ものすごーくラッキーなことに妊娠できたとしたら
旅行に出発する頃が妊娠初期となる。
安静が必要となる時期。
最近はマタ旅なんてのも流行ってるみたいけど
あんこ的にはそういうの全く考えられなかった。
それにあんこは超高齢の子宮筋腫持ち。
ただでさえ普通以上に流産の確率が高くなるであろうに
飛行機に長時間乗ることも、搭乗することで微量かも
しれないけど放射能を浴びる事も論外だと思っていた。
先生曰く
「まー妊娠に気づかないで出かけちゃう人もいるけどね。」
っと曖昧な回答。
要するにあまり神経質にならなくていいと思うけど
積極的にお勧めもしませんよ…ってなニュアンス。
先生の診察後、別室で注射をしてもらいながら
ベテランに見えるナースさんの意見を聞いてみると
「初期は安静にした方がいいわ。自転車もダメね。
大量出血の可能性もあるしね。
でも今から旅行キャンセルしたら取消料かかっちゃうでしょ?」
あんこは決めた。
取消料は出発直前なので結構な額がかかる。
なんせ、ちょっと奮発した旅行にしたから。
けど、もしもラッキーな結果が出たら、旅行はキャンセルしよう。
旦那君1人で行ってもらおう。
帰宅後、旦那君にあんこの決意を話してみた。
すると旦那君、
「オレ1人で?だってハネムーンだよ??」
そうでした(笑)。
自分で旦那君に言いながらもゲラゲラ笑ってしまった。
今回の旅は前々から楽しみにしていたハネムーン。
まー1人で行かせるって考えがおかしいけど、、、
だってねえ。
旅に出た事で流産したら一生悔やんでも悔やみきれない。
てっかなんであんこはいつもそうやってネガティブに物事を
考えてしまうのだろうか?
その前に、そう簡単に妊娠できるわきゃないか。
妄想癖のある妄想族あんこは、色んなパターンを妄想し
無い頭をフル回転させてみる。
そうすると、1人淋しくスーツケースを引っ張ってる旦那君が
見えてきたりして、またまた可笑しくなる。
あーもうどうにも妄想止まらない。
