楽しむ、喜ぶ、体験する!!夢を叶えていく三児の母でシングルマザーうしこのブログ

楽しむ、喜ぶ、体験する!!夢を叶えていく三児の母でシングルマザーうしこのブログ

長野在住❀︎うしこの日記ブログです。シングルマザーで3人の子育て中。中古住宅を購入し、夢だったマイホームに暮らす楽しさ味わっています。帽子、靴、バッグ、アクセサリー作家。普段はカフェの店員です。

東日本大震災の時に、局地的に放射線量が高くなってしまった場所が当時、ホットスポットと呼ばれたのを覚えていますか?


私が住んでいた関東のポツンと一軒家的な実家(2011年末に父が亡くなり、今は誰も住んでおらず手放しています。)がホットスポットで、私は子供3人と長野県に自主避難して来ました。そしてそのまま移住。


その当時、シングルマザーで保育園児1人と小学生2人を育てていて、引っ越し直後に実父を亡くして親戚も居ない私を不憫に思って助けてくれていた農家の方が居ました。


保育園で私より10歳くらい若いママ友と仲良くなって、その実家のお父さんが時々お野菜をくれたりしていて、途中でそのママ友は旦那さんの経営する会社の関係で東京に引っ越してしまったのですが


その時に

「ウチの実家、お米を作ってるからうしこちゃんに普通より安く分けるってお父さんが言ってる。これからはお父さんと電話でやり取りして、お米を売ってもらって!」と電話番号を教えてくれました。


お父さんは、そのママ友にそっくりな優しいおじさんで、電話を掛けると10キロ単位でお米を精米して持って来てくれ、安めに売ってくれました。お野菜もたくさん採れたからと一緒にくれたり。本当によい関係が続き、感謝の気持ちでいっぱいでした。



(とうとう終わってしまったお米…悲しいガーン)




で、ママ友の実家からお米を売ってもらい半年くらい経ったある時に


ちょっと図々しいと感じていた、ウチの子と保育園が一緒の女性(ママ友とは言えない)と立ち話する機会があって


「うしこさんはお米どこで買ってるの?最近お米高くて。」と聞かれたんです。(10年以上前の話です。)で、私は正直に「農家さんから直接買ってる。」と言ったら


「私もそこで買いたいから連絡先教えて!」と。


ママ友のお父さんから「自分たちが食べる分しか作ってないから、そんなにたくさんは無いのでその年にうしこちゃんちに売れる分が無くなったら分けてあげられない年もあるけど、そん時はごめん。スーパーで買ってね。また次の新米取れたら連絡するから。」と言われてるくらい、お米の量が豊富ではなさそうだったので


それを正直に話して断ったのですが、その女性は

「うしこさんちは子供3人でしょ?ウチは子供4人で、あなたの家より大変なの!とにかくその農家の人に連絡して、今すぐ!」と大騒ぎになってしまいました。


私はシングルマザーでしたが、その女性は事実婚で旦那さんはシステムエンジニアか何かで年収700万(その女性本人が言ってました。)。彼女自身は精神疾患があるという事で仕事はしていません。旦那さんとは籍は入れずにシングルマザーとして子供4人なので生活保護を月に26万もらってる…って自慢話をしている人でした。え、ウチは生活するのがやっとの困窮世帯だけど…相手はそうでは無いのを知っている。セレクショップで30万円、服を買っていた。なぜ知ってるかと言うと「車が無くて赤ちゃん連れて帰れないから。」と一度、セレクトショップまで連れて行ってあげた事がある。クレジットカード2枚でクレジット切ったとか話していた。私は病院かどこかに行くのかと思って、困っていたので乗せてあげたらまさかの高級セレクトショップだったの泣き笑い笑


その人は「農家の人が自分たち用に低農薬で作った良い米だからウチが買いたい。子供3人のくせに、4人育てている私に教えないなんてひどい!自分たちだけ健康になろうなんて許せない!」と言い、どんどん大騒ぎになってしまって。


保育園が一緒で、子供たちが心配だったりもして。仕方なくママ友のお父さんに事情を話して引き合わせる事になりました。そして、ママ友のお父さんも押し切られて仕方なくオッケーしてしまいました。


最初は女性から「10キロちょうだい。」「10キロを2つちょうだい。」と言われたら私がママ友のお父さんに連絡し、私の家に届けてもらってお金を立替払いし、女性の家に私が車で配達していました。女性は生活保護受給者なので車を持っていません。


いや、重いし。なんで私が車を出して運んでるの?


配達すると「子供ちょっと見ててくれる?1人預かってくれない?」と頼まれるのも本当にキツくてね。うちの子の同級生だけど、勝手にクローゼットに隠れたり冷蔵庫開けておかずを食べちゃったりするから嫌で。呼びたくない。




お米もねー。


ウチは子供3人と私の4人家族。


女性のところは、子供4人と女性と旦那さんも食べるわけで6人家族。大人の1人は体格のいい男性(運動会に来てました。)



ウチより減るのが早過ぎて、配達が大変でしたね。私はマジで身寄りのないシングルマザーですので、しかもその女性と違いパートで仕事もしていたので時間にあまり余裕がなくてね。


限界が来て、農家さんと直接やり取りしてもらうしかなくなりました悲しいガーン



それからはママ友のお父さんがウチとその女性の家を別々にお米を持って来て販売してくれていたのですが、彼女にも同じように優しく接してくれていたようでした。


しかし、しばらくして


女性がお父さんから私の生活を根掘り葉掘り聞き出そうとしてる事が判明。


ウチの長男がどこの学校に行ってるかとか、知的障害で特別支援の長女はどんな様子かとか。私がどんな仕事をしてるかとか。


女性に保育園で会った時に「長男くん、〇〇らしいじゃない?」とか「長女ちゃん、不登校なんだって?」とか「〇〇スーパーから〇〇カフェに仕事変わったんだって?お父さんに聞いたけど。コーヒー豆欲しいんだけど社割で買えない?」とか言われる事が、もうね我慢できなくて



ママ友のお父さんに「彼女を紹介したのは私で、私を信頼して仲良くしてくださっていること、ありがとうございます。しかし、私は実は彼女にプライベートな事を知られるのが気持ちよくないのです。あの方の事をいろいろ言いたくないので、ここまでにしますが、お米はウチはもう売っていただくのを終わりにしたいと思います。悲しいです。今まで、経済的に苦しい私をたくさん助けてくださってありがとうございました。」とお話しして


お米を買うのをやめたんですよねー。


すごく優しい、ママ友のお父さんでした。ママ友ともそれきり疎遠になってしまいました。


こう、お米がスーパーから消えると、優しいお父さんを思い出します。あのまま良い関係が続いていたら、お米を毎週探して回らなくても良かったのに。


教えた自分の失態です。


あの不正受給の彼女は数年後に正式に結婚して、また子供が産まれたのを知りました。


制度が変わって、今度は彼女の家は大学まで無償なんですよね。なんだかなー。


彼女と縁が切れたのは本当に幸せな事だと、しみじみ思います。


また思い出したら書きますね!



ではまたねー飛び出すハート

ありがとうございます♪