鬱病=心が原因
心の風邪というぐらいなので、そう思う人も多いかもしれませんが、心だけの問題ではありません。
心以外の原因は、実は脳のメカニズムにあります。
鬱病の発症の根本的な原因は、ストレス過多によって脳内の神経細胞が傷ついてしまうからなのです。
神経細胞が傷ついて不健康な状態になったために、「脳神経細胞間の情報不足」と「神経伝達物質の不均衡」という状態に脳が陥ってしまい、鬱病が発症します。
不健康な神経組織になる原因▼
ストレス過多が続くことによって、活性酸素を生み出し、神経細胞が傷ついてしまいます。
最悪の場合は死滅してしまいます。
「脳神経細胞間の情報不足・神経伝達物質の不均衡」について簡単に説明▼
健康な神経組織は神経線維が太くてしっかりとしています。
ですから脳内の情報を流す電気信号(インパルス)がスムーズに流れます。(情報伝達)
ですが、鬱病の人の神経組織は貧弱で神経線維が痩せているために、情報を伝えるための電気信号が途切れてしまい、情報伝達に支障が起きて正常な精神機能を阻害してしまうのです。
そのため、イライラする、キレる、怒りっぽくなる、暴れるなどの攻撃性や、不安、無気力、落ち込む、悲しくなる、死にたくなるというようなマイナス思考が強い状態になってしまうのです。
脳内の情報伝達は、神経細胞の先端(シナプス)から神経伝達物質を出し、受け側である神経細胞に結びつくことによって行われます。
この神経伝達物質の中で、セロトニンとノルアドレナリンが減少すると、やる気が低下するので鬱病を引き起こすとも言われています。
さて、脳の神経細胞を傷つけるストレスの原因(ストレッサー)は沢山あります。
物理的:温度・気温・騒音・けが・病気など。
生物学的:病原菌など
科学的:酸素欠乏・栄養の過不足・ダイエット・薬物・食品添加物など。
精神的:人間関係・経済不安・仕事・社会不安など。
複数のストレスの原因が重なることでストレス過多となり、脳神経細胞を傷つけて、鬱病が発症するのです。