おばんです!

 

今朝は23.9℃と熱帯夜にはなりませんでしたが、寝苦しい夜でした。

 

日中は日が照って30.9℃と二日連続の真夏日となりました。

 

土曜日に歯の詰め物が外れて、しみるので今日はお休みをいただきました。

 

 

 

予約は午後なので、4時半に起きて5時から昨日移動したニホンミツバチの巣門を開放しました。

 

 

 

 

6月14日入居の重箱群は、重箱のままだと世話がし難いのでスペーサーを挟んで巣枠巣箱に載せるのですが、その前に群の大きさの確認を・・・?

 

出入りからみて強群とは思っていましたが、

 

 

2週間で1段目を越えて既に2段目に巣が伸びていました!

 

 

 

 

 

 

重箱1段で巣枠巣箱に載せようと思っていましたが、急きょ2段で載せることに変更となりました。

 

 

 

巣枠巣箱に載せて10分ほどで定位飛行が始まりました!

 

 

 

 

 

 

巣枠飼育のもう一群は、

 

 

こちらも巣門を開放するとすぐに定位飛行が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

引き続き、イタリアンの無王群を5群に分割してカーニオラン女王の移入準備に・・・。

 

 

後ろの真ん中の群が昨晩運んできた無王群です。

 

 

無王群にする際に、王台や王椀がないことを確認していますが、分割前に再確認して1群あたり蓋掛け蜂児枠2枚、貯蜜枠1枚の3枚群に分割しました。

 

 

 

 

 

 

この状態で、カーニオラン女王の到着を待つことに・・・!

 

 

 

 

 

 

 

11時過ぎにゆうぱっくで到着しました!

 

 

 

 

 

蓋を開けると、

 

 

 

 

 

 

保冷剤の上に発砲スチロール板が敷かれ、その上に王篭に入った女王蜂が段ボールに固定されています。

 

 

 

 

 

裏から見ると、

 

下側に見える白い塊がキャンディです。

 

 

この状態でスロベニアから航空便でやってきました。

 

 

 

 

 

 

カーニオラン女王をイタリアンに導入する際に、キャンディの入っている部分の蓋の爪を折って無王群の巣枠の間に挟み込んで入れてやります。

 

 

 

 

 

 

 

白いプラスチックの結束バンドで王篭が落ちないように固定しています。

 

花粉パテーと砂糖水を給餌して、カーニオラン女王の移入操作は終了です!!

(女王移入作業時は必ず砂糖水を給餌してください。給餌しないと女王が拒絶される確率が上がります)

 

 

 

 

 

 

キャンディの高さが違っているのは、カーニオラン女王をイタリアンに導入する際に働き蜂と女王蜂が王篭から出るタイミングをずらすためです。

 

 

詳しく説明すると、

爪を折った状態で移入された王篭内の働き蜂(女王蜂のお世話係のカーニオラン)は中から、イタリアンの働き蜂は外からキャンディを齧り、やがて王篭への出入りが可能になります。

 

 

 

ポイントは少ない量のキャンディが入っている側の出入り口は、働き蜂は通れるけど女王蜂は通れない大きさと言うことです。

 

 

 

開通すると、カーニオラン女王に対して親和性の高いイタリアン働き蜂が真っ先に王篭内に侵入します。

 

 

 

侵入したイタリアン働き蜂はカーニオラン女王の体をなめて世話を開始します。

 

 

 

 

カーニオラン女王の世話を開始したイタリアン働き蜂が王篭から出入りして周辺のイタリアン働き蜂にカーニオラン女王の女王物質を広めて行きます。

 

 

 

巣箱内の隅々までカーニオラン女王の匂いが行き渡った頃に量の多い方のキャンディも全て齧りとられ(移入から2〜4日で)、カーニオラン女王が安全に巣箱内に出て行くことができるように設計されています!

 

 

 

 

早ければ28日、遅い場合は30日あたりにカーニオラン女王が巣箱内に開放されます。

 

 

 

通常開放された当日か翌日には産卵が開始されるので、カーニオランの働き蜂の羽化は最短で7月18日頃からはじまります!!