最近、上司とどうしてもそりが合わない。


会社員である以上、上司と関わらずに仕事をすることはできないし、時には機嫌を取らなければならないこともある。

自分の本心とは違っていても、うまく合わせたり、ごまをすったりすることだってある。

もちろん、それも仕事のうちなのだと思う。
でも、そんなことをしている自分があまり好きではなかった。

「もう少し違う環境で働きたい」 「異動できないかな」 
そんなことを、何度も考えていた。

更年期や薬の副作用もあり仕事が終わる頃にはいつもぐったりする毎日だった。

だからこそ、今日の面接は少し意外だった。

来年の目標や「これからこんなことをやってほしい」といった話をしてもらった。
それを聞いていたら、ふっと気持ちが軽くなった。

「あれ? まだ私、ここでやれることがあるのかもしれない」
そんなふうに思えた。

大げさかもしれないけれど、暗いところに小さな光が差したような感覚だった。
そして、ものすごく単純な私は、
「じゃあ、もうちょっと頑張ってみようかな」
と思ってしまった。

人って、ほんの一言でこんなにも気持ちが変わるんだなと思う。

今日は仕事帰りに少し歩いて銀座へ行った。

買い物をして、街を歩いて、丸の内の夜景を見た。

何度も見たことのある夜景が、今までで一番きれいだった。