JRの電気機関車はEF210とかEF510などが主力となってます。

 

かつて国鉄型電気機関車がまだまだ主力だったころ。

平坦線区向けにはEF65など、山岳路線むけにはEF64でした。

また碓氷峠廃線前にはEF63が峠シェルパとして、信越本線を全区間走破するためにEF62

そのほかEF60、61、末期のブルトレにはEF66など使われてました。

 

それ以前の電気機関車と言えばEF58が花形と言われた時期もありましたし

その前には東北本線にEF57、EF56など、貨物用にはEF15、戦前製造のEF10、11、12

戦時仕様のEF13などが大編成の黒い2軸貨車をけん引して山手貨物線を北に南に走ってました。

 

山手貨物線は今ではE231系やE233系などが頻繁に走る電車路線と化していますが

本来は東京を南北に貫く貨物線であり、旅客列車はほとんど走らないのが通常でした。

 

その戦前製電気機関車は主台車と主台車の組み合わせていました。

これは蒸気機関車の時代からの流れでもあるようで先台車はカーブなどで主台車をスムーズにレールに

沿わせる役目をもっており、主台車は先台車にエスコートされる形で動力から推進力を得て機関車を

動かすもととなっており、蒸気機関車のように上部に巨大なボイラーを持っている場合は、

その重量を均等にレールおろす役目があり旧型電気機関車も大きなモーターの重量を分担します。

この写真で分かるように2軸の先台車+3軸の主台車が背中合わせにつながっているのが解ります。

 

その台車自体に機能美と言われるほどの美しさがあるように思えてなりません。

上はEF57、下はEF56です。

いずれも戦前型旅客用電気機関車ですが、この下回りの機械美と言うか、複雑な構成の美しさと言うところ

何となく解ってもらえますか?JRの電気機関車に比べると複雑ではあるけれど、その構成美は格段の差がある

と個人的には思うのです。

このスタイルはEF66を基本にしているようで、66を21世紀風にするとこんな感じになるんでしょう。

下回りは戦前型電気機関車に比べれば、アッサリとしたものですが・・・趣味的に言えば。

とは言え、これでもEF10や15と言った機関車よりも出力が大きいわけですから、それは技術的な進歩でしょう。

 

旧型電気機関車の魅力は下回りにだけあるわけではなく、上回り、車体にも個人的にはあると感じています。

またその話は、別の機会に。

 

 

では。