自分が所有している木造船ですが、11月に北海道航路のRORO船を下りてから、しばらく天気がいいようなのでシートを外しました。

久々にエンジンをかけたら、水の上りが悪く、冷却水温度が上がってきてしまったので、運転を中止し冷却水ポンプを分解清掃することにしました。

これがポンプの駆動部で、吸入弁が当たるところに少しゴミがついていました。

「プランジャポンプ」というらしい。

念のため各部品も、清掃点検。

エンジンは素人ですが、できることはやってみる。

大きなシートを外していると、雨が降った時機関室が少し濡れてしまうので、小型のシートを機関室のところだけかけておきますが、長年の使用でボロボロになってしまい作り直すことにしました。

まずは寸法を測って裁断。

端に6㎜のロープを入れて補強材としてセール針で縫っていきます。

ハトメ穴を開け、ハトメ環をはめ込み、ロープをつけて完成!

これがハトメ環とロープ。

以前のシートは後ろがバタバタしていて傷んでしまったので、今度のはきっちり固定できるようにしました。

また、以前のは、エンジンの排気口(大型船で言う煙突)が見えてしまっていたので、雨が入る心配がありました。

そこを寸法を測って、きれいに覆えるようにしました。

甲板員時代は、たまにこのような作業があったのですが、久々にやったら自分の思い通りのものが作れるので面白かったです。