平成31年1月、無事に初航海も終わりそうで、船内には何とも言えないほっとした雰囲気が漂っています。
しかし、東京に戻ったら、再び大きな積み荷がありました。
コンクリートでできた暗渠(どぶ)です。
このように二つある貨物倉の前の方に積んで、しっかりとワイヤーで固定します。
このように、パレットの上にただ積んだだけのコンクリート製品もあるので、荷物の固定はしっかりと行わないといけません。
陸上の作業員が来るわけではないので、みな乗組員が考えながら、固縛作業を行います。
加えて今回は、おがさわら丸が定期点検でドックに入っているので、郵便を含めてその分の荷物があり、積み荷作業は大変でした。
東京10号地でプロパンガスやガソリンなどの危険物を積んで出航したのですが、時化てくる予報なので浦安沖で錨を打って1晩停泊。
翌朝出航、2日かけて父島に到着。
郵便物を積んでいるので、郵便旗をマストに掲げないといけません。
揚げ荷は順調に進む。
帰りの荷物は、主にスクラップや廃棄物が多いです。
なんだかわからないけど、積みにくそう(T_T)。
係留用のロープが擦れて痛むので、そこに擦れ当てを編み込む。
難しいことはないが、結構時間がかかる。
夜は居酒屋に行き、島トマト、亀肉、マグロの刺身など。
小笠原のものは、何を食べてもうまい。