平成31年1月10日14時15分、新しい共勝丸は、5日間に渡る船用品の積み込み、設備の改造、乗組員の習熟等を経て、造船所のある佐伯を、母港東京に向けて旅立ちました。

距離485海里(約898㎞)。

足摺岬の手前、土佐沖之島の沖で潮目に遭遇。

左側が豊後水道から流れ出した瀬戸内海の水、右側が太平洋の水で、ここでぶつかりあっています。

ぶつかりあった海水が盛り上がり、レーダにもはっきりと映るほど。

夕陽が沈んで...。

今夜のつまみは、おでんと白身魚のフライ。

翌朝、和歌山県の最南端、潮岬沖通過。

夕方には、静岡県の沖まで来ました。

富士山がくっきりと見えます。

1月12日午前2時15分浦安沖に到着、錨を打って4時間ほど時間調整。

船首に社旗を掲げて、東京初入港!

すぐに積み荷を始めましたが、改造の甲斐あってとてもスムース。

皆不安だったので、ほっと一安心です。