母島の沖港に一晩停泊したのち、父島まで戻りますが、戻る前に島の反対側にある東港を見に行ってみることにしました。

しかし、最終航海セレモニーの時間に間に合わなくなりそうなので、途中で引き返してきました。

引き返す途中に車窓から見た海です。

セレモニーの後、沢山の方の見送りを受けて9時20分出港。

何とも感慨深いものがあります。

2回目なので、だいぶ落ち着いて12時25分父島二見港入港。

写真を撮る余裕もあり(笑)。

島から東京に持っていくのは、ごみが殆どです。

廃車のスクーターをフォークリフトで吊ったら、真ん中から折れてしまいました。

海水の塩分をまともに受ける島では、やはり痛みが半端じゃないですね。

ここでも役場主催の最終航海セレモニーの後に出港。

島民からの見送りを受けて、なんとなくジンと来てしまいました。

客室に置いてあった「第二十八共勝丸 船内ご案内」というファイル。

手作り感満載です。

一体25年で何人のお客さんが、この冊子を読んだことでしょう。

比較的穏やかな2日間の航海を経て、暮れも押し迫った12月21日、東京湾まで帰ってきました。

16時20分、浦安沖にアンカー。

停泊灯に明かりが灯り、夕暮れをバックにした富士山が穏やかな海に映える。

明日はいよいよ月島ふ頭着桟です。