平成30年8月に日本を出発し、2週間後の9月、ホルムズ海峡通過。
一度通ってみたかったところなので、ワクワクしています。
しかし、砂漠からの砂煙で、いまいち視界が良くありません。
半島の先端にある島もぼんやりとしか見えません。
狭くなっているので、それなりの交通量があります。
湾の奥から出てくる船を交わしてから、左に回り込み目的地のJebel Aliを目指す。
「ダウ船」と呼ばれる、伝統的な形をした船と行違う。
古くからある船を見かけると、マニアの血が騒いでしまう(笑)。
ペルシャ湾に沈む夕陽と、航行するダウ船。
異国情緒を掻き立てられる風景。
Jebel Aliの沖に到着し、無線で「少し待ってくれ」というので船を漂流させて待っていたが、他の船がどんどん入って行くのになかなか我々の船には水先案内人が乗ってくれない。
「忘れられちゃったのかなぁ」などとブリッジ内で冗談を言っていたら、やがて呼び出され水先人が乗り、港内へと進んでいく。
「出てくるコンテナ船を交わしてから、左に曲げて岸壁を目指します」との話だったが、そのコンテナ船がレーダーでは映っているのに見えない。
?と思っていてビックリ!航海灯をつけ忘れていました。
水先人にその旨話し、無線で連絡をしたらついた(笑)。
目指す岸壁が見えてきました。
ここで下船するので、気分はウキウキ。
しかし、船を完全に固定するまでは、何があるのかわからないので、最後まで集中する。
9月12日23時24分、最初のロープを岸壁に取る。
半年にわたる乗船勤務も、ここで終了。
ドバイから成田までは、エミレーツ航空の超大型機エアバスA380が就航しているので、2日ほどドバイで過ごしてから、それに乗って帰る予定。
とても楽しみです。