内航セメント船に乗船してはや2週間。
今日は、荷物待ちのため、瀬戸内海にて沖アンカー中。
夜あまり走らなく、体も慣れてきたので、ブログ再開です。
7月26日15時35分、上海の川をさかのぼった岸壁に到着。
来る途中、若い水先人修業生が日本びいきで、やたらと話しかけてきたが、今度は18時に燃料補給が終わったら、燃料業者の人がキャビンまで来て「ありがとうございます、さようなら」と日本語で言うのでびっくりしてしまった。
とりあえず、気温37℃の中上陸するが、工場地帯に猫発見！
代理店の人に勧められた料理屋に行き、どうやって注文するのかまごまごしていると、あとから入ってきた人たちが、入り口にあるこの看板の中で食べたいものをおねぇさんに口頭で頼んでいたので、自分も真似をして適当に注文。
肉の炒め物、焼きそばと青島ビール。
暑いのでビールがうまい。
色々見て回りたかったが、あまりに暑くて断念し、船に戻る。
上海の市内にも20年ぶりに行ってみたかったが、やはり暑いので船内でのんびりと過ごし、28日朝出港。
なんでも実技試験があるとかで、水先人さんは5人乗船。
「沢山ですいませんね」と遠慮深いことをいうので、中国人も豊かになったなぁ、と実感。
出港回頭中、右前のブイにぶつかりそうになり冷や冷やする。
後進エンジンをかけて、じりじりと後退して何とか交わす。
古い街並みを抜けると、
客船ターミナルがあります。
三峡ダムを見学する客船「世紀天子」号。
全長126.8m、総トン数8,040トン。
神戸、大阪と上海を結ぶ「新鑑真」号。
船乗りになる前、これに乗って異国に行ってみたいと憧れたものでした。