積み荷施設が左右に動くことができず、各貨物艙に荷物を積み終わるたびに、船そのものを前にやったり、後ろに下げたりしないといけない面倒くさい港、カレータコローソで銅鉱石を積んでいます。
着桟後、次の移動は深夜ということで、街まで出かけてみることにしました。
バス停近くの、シーフードレストランで飼われている小さな黒猫ちゃん。
「バッテラと言うのよ」と店のおねぇさんが教えてくれました。
なんだか、日本のお寿司みたいな名前だなぁ、と調べてびっくり、名前の由来は「小舟」を意味するポルトガル語でした!
明治時代の大阪で、このしろを乗せた鮨が小舟に似ていたので、この名前になったそうです(なんと洒落たネーミングセンス)。
古いクレーンが、オブジェとして置いてありました。
晴海ふ頭は、古いクレーンを皆撤去してきれいにしてしまった。
もう少し、歴史を垣間見るような作りにできなかったものか。
「インスタ映え」というのでしょうか、フォトジェニックな(笑)アントファガスタの街。
元々はボリビアの港でしたが、戦争でチリが分捕ったそう。
その名残で、今もボリビアには海が無いのに海軍を持っているそうです。
家からのリクエストは「ラピスラズリ」でした。
?と思って調べてみると青い鉱石で、パワーストーン信仰では最強の聖石だそうです。
ショッピングモールの中では、宝石ばかりでそれらしい石はなく「さて困ったな」と思って外に出たら、あっけなく露店で売っていました。
きれいなものを二つ選んで、お土産に買って帰りました。
1917年建築のキリスト教会。
その後、スーパーでビールとワインを買い、バスで船に帰りました。
普通だとゆっくり飲み屋で、となるのですが、船の移動があるので今日は我慢我慢。
ちょっと、というか全然わからないですが、日本庭園がありました。
タクシーのマークが日章旗になっていたり、以前上陸したときは、八百屋に「ゲイシャ!ゲイシャ!」と声をかけられたりと、南米は親日の国が多いです。