アントファガスタ港の錨地にて、入港手続きが行われ、1晩停泊した次の日の昼前、積み地であるカレータコローソ港の錨地に移動しました。
6月1日9時に出て、11時半に錨を下して到着、水先人さんは帰っていきました。
まだ、前船が荷役をしているので、我々が岸壁に移るのはまだ先のようです。
防波堤が全くなく、うねりがもろに入るので、船にあるロープの点検が、陸側の検査員によって行われました。
ロープ1巻きの基本長さは200mなのですが、220m必要とのことで、陸側で用意してあるレンタルロープを借りることになりました。
小舟で持ってきたロープを本船に巻き取っている所。
割りとのんびりしていて、本船が着くのは明日の朝とのこと。
6月4日9時に錨を上げて、9時22分、岸壁前で再び右の錨を投入。
ずるずると伸ばしていって、既定の長さでストップ。
ロープをまいたり緩めたりする作業は、陸から来た作業員と、本船の乗組員が協力して行う。
「大体2時間くらいかかるよ」と事前の打ち合わせで水先人さんが言っていましたが、それほどうねりが無くて、スムーズに作業が進み、1時間弱で終わらせることができました。
念のために、錨鎖の伸び具合や、各ロープの張り合わせ状況を確認。
見ていただくと分かる通り、左右に動きません。
よって、各貨物艙に積み終わるたびに、船の方が動かないといけない面倒くさいシステム。
最初に船が動くのは、今日の深夜というので、街まで行ってみるか。